犬曰く2周年記念 ベスト・オブ・ザ・ベスト記事の紹介 その2


【Photo by Sheila Sund

2019年8月6日をもって犬曰くブログサイト開設2周年を迎えました!ここまで歩み続けられたのも皆さんがご愛読くださっているおかげに他なりません。今月8月は2周年記念月間として週に1度4週間に渡り、これまでに犬曰くで掲載した記事の中でもっともPV数が多かった人気記事をジャンル別に紹介してゆきます。

本日はその第2弾です。「日本の犬事情」「アニマル・ウェルフェア」「食・健康」にまつわる記事のトップ3をお楽しみください!

日本の犬事情

日本で生活する犬たちを取り巻く状況はどうなっているの?ほかのお家ではどういう暮らしをしているの?と、日本に住んでいるからこそ、日本での犬との暮らしの現状があれこれと気になるものですよね。

第1位 犬の寿命、現在どのくらい?

一昔前と比べて犬の寿命は確実に伸びてきています。体の大きさによっても平均寿命は違ってきますが、寿命には犬種差や生活環境の差が出てくるものです。うちの子の犬種はいったいどのくらいの寿命?国によっても違いがある?誰もが愛犬と少しでも長く一緒に楽しんで暮らしたいと思うもの。日本そしてイギリスにおける犬の寿命を調査した研究を紹介したブログです。

犬の寿命、現在どのくらい?
文:尾形聡子犬は体の大きさによって予想される寿命がかなり違う生き物です。ざっくりと、小型犬のほうが大型犬よりも寿命が長い傾向にあります。犬の寿命が延びてい…【続きを読む】

第2位 安易なSNSの「いいね!」は犬の福祉を助長せず

いまや多くの人々の生活に欠かせない存在となりつつあるSNS。SNSを通じてさまざまな情報を得たり、遠く離れて暮らす人と接点を持てたり。便利なこともたくさんあるけれど、発信の仕方や捉え方を間違えてしまうと犬たちの福祉を低下させる恐れも出てくるのでは・・・?「いいね!」をする前にちょっと考えて欲しい、オーストラリア在住の五十嵐廣幸さんがSNSの世界に警鐘を鳴らします。

安易なSNSの「いいね!」は犬の福祉を助長せず
文:五十嵐廣幸 写真:藤田りか子 「いいね!」やフォロワーの数が多ければ、それだけ写真やその発信者に価値があるものだと我々は思いがちである。だがそこ…【続きを読む】

第3位 「大型犬は檻の中で飼うこと」(!?)

海外に暮らしの拠点をおくからこそ見えてくる日本の事情というものがあります。日本にずっと暮らしていると意外と気にすることのない犬の飼養に関する条例。時代は令和になったというのに、いまだ昭和初期につくられたままかのような条例が存在しているのです。大型犬は狂暴だから檻で飼うことが必須です、といった条例について皆さんどう感じるでしょうか?

「大型犬は檻の中で飼うこと」(!?)
文と写真:藤田りか子 グレート・デーン、超大型犬種であるゆえに畏怖の念を抱いてしまうのだろうか。日本のある地域では「檻飼い」を強いられている犬である。【…【続きを読む】

 

アニマル・ウェルフェア

アニマル・ウェルフェアという言葉が広まって久しいものの、日本においてはまだその概念が定着していないところがあるかもしれません。どういうところから考えたらいいのか、そのきっかけや入り口をブログで提供しつづけていくことが大切なことのひとつだと考えています。

第1位 野犬出身の保護犬を考える

犬は犬だけれども。家庭犬と野犬は同じ?野犬と野良犬の違いは?遺伝子レベルでは同じ犬という生物種であっても、生まれ育つ環境によってまったく異なる行動をとるようになることがあります。野犬の嫌いなことや好きなことは、家庭犬のそれと同じもの?どんな犬でも人と暮らすことに幸せを感じるのでしょうか。野犬にとってのウェルフェアについて考察したブログです。

野犬出身の保護犬を考える
文と写真:藤田りか子 東欧の野犬の様子。この犬は街の広場に現れるものの、人が手をのばすとさっと立ち退いた。警戒心は強い。 私はすでに成犬となった野…【続きを読む】

第2位 ビビリの犬は動物ウェルフェアに関わる問題です

野犬のブログに続いてこちらも大反響がありました。もしかしたら「ビビリ」な犬が身近に多いことのあらわれであるかもしれません。どうして過剰にビクビクする犬になるのか、ビビリであることはその本犬にどのような影響があるのか、ひいては生きていく上でどんなハンディキャップを背負うことになるのか。臆病な性格が犬のウェルフェアに密接に関わることを丁寧に説いています。

ビビリの犬は動物ウェルフェアに関わる問題です
文と写真:藤田りか子 過度なビビリは心のハンディキャップ のんきな人は長生きする        〜 シェークスピア 〜 飛行機に乗っている間、私は…【続きを読む】

第3位 犬の権利 ―外でおしっこする― は守られるべきなのか?

犬との生活の中で必ずついてくる排泄。しかし、昨今の日本の自治体では散歩中の犬の排泄をNGとするところも少なくありません。公共の場での人の権利、そして犬の権利。犬が外でオシッコするのは国際的な動物福祉の基本とされている「5つの自由」に抵触するもの?毎日のことだからこそ、飼い主としてしっかりと考えておきたいテーマですよね。

犬の権利 ―外でおしっこする― は守られるべきなのか?
文と写真:五十嵐廣幸 犬が歩みを止めて地面に釘付けになる。私たち人間には気がつかないなにかを見つけたのだ。黒く湿った鼻を地面に近づかせて情報を収集中…【続きを読む】

 

食・健康

毎日のご飯は健康の基盤をつくる大事な要素のひとつ。生きていくためのエネルギーは食べるものからしか得ることはできません。愛犬が口にするものはすべて飼い主さんの手中に。それだけに皆さんの関心がとても高いテーマです。

第1位 タンパク質と犬 (1)

アルシャー京子さんの栄養シリーズの中でも一番アクセスが多かったのがこちらのブログ。このところの糖質ダイエットブームもあり、栄養素に興味を持つ方も増えているのではないかと想像します。大人気のタンパク質と犬シリーズは全部で4回。せっかくなのでこの機会にすべて読破して、タンパク質についての理解を大いに深めてくださいね!

タンパク質と犬 (1)
文と写真:アルシャー京子 丈夫でたくましい体を作るのに欠かせないもの、それがタンパク質。 愛犬に健康で長生きしてもらいたいと願う気持ちから、フード…【続きを読む】
タンパク質と犬 (2)
文と写真:アルシャー京子 体を守る「免疫」。それを全面的にバックアップするのはタンパク質である。 一般家庭で飼われている犬の食餌中のタンパク質量の…【続きを読む】
タンパク質と犬 (3)
文と写真:アルシャー京子 いぬは肉が大好きだ。放っておくといくらでも食べる。やはり肉食だな、と思う。 タンパク質は摂り過ぎても大丈夫? タンパク質の…【続きを読む】
タンパク質と犬 (4)
文と写真:アルシャー京子 肉といっても種類は様々。どの肉が犬の体に合い、利用されるのか。それはまた犬種の歴史にも関係してくる。 さて、健康な犬であ…【続きを読む】

第2位 犬の歯と歯みがき (1)

獣医師でもある京子アルシャーさんが犬の歯と歯磨きの大切さについて丁寧に解説。体の健康は歯の健康からとよくいいますが、それは犬でも同じこと。ついついサボりがちな犬の歯のお手入れですが、愛犬の健康維持のためには無視できないことなのですよ。こちらのシリーズは全3回になります。

犬の歯と歯みがき (1)
文と写真:アルシャー京子 歯の根元が薄っすらと茶色くなってきたら歯石は出来始め。ご用心あれ! 愛犬の顔が近づいてきたとき、「臭い」と感じる飼い主は多い…【続きを読む】
犬の歯と歯みがき (2)
文と写真:アルシャー京子 口腔内の健康度、B君の場合は? 歯垢が溜まるとどうなるか? 犬もヒトも毎日歯に歯垢(Plaque)が付く。ヒトの場合毎日数…【続きを読む】
犬の歯と歯みがき (3)
文と写真:アルシャー京子 歯と歯茎の境にできた歯肉炎(赤い部分が炎症を起こしている部分)。あわわ。 前回ご紹介した歯石がどのようにして作られるかを元に…【続きを読む】

第3位 ビタミンと犬 (2)

ビタミンという栄養素の話の中で一番注目が集まったのが「レバー」の回。レバーは天然ビタミンの宝庫だとアルシャー京子さん。そんな秀悦な食材ならば、ぜひとも日々のご飯に使ってみたいものです。レバーがそれほどまでになぜいい食材なのか、どのくらいの量を与えたらいいのかなど、あらゆる疑問も一挙に解決!こちらのシリーズも全3回です。

ビタミンと犬 (1)
文と写真:アルシャー京子 犬の食餌のことを私は「いぬめし」と呼んでいる。 「いぬごはん」じゃ擬人化し過ぎだし、「いぬのえさ」と言ってしまうと何だか…【続きを読む】
ビタミンと犬 (2)
文と写真:アルシャー京子 犬はみんな大好き、レバー。いくら好きだといっても食べすぎには注意?それとも? レバーの話 野菜なんかよりもなによりレバー…【続きを読む】
ビタミンと犬 (3)
文と写真:アルシャー京子 天然酵母は自然素材のサプリ。ビタミンB群を効率よく摂るための強い味方。 ビタミンB群の話 ビタミンB群と聞いて酵母を思い出…【続きを読む】

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