犬の声を聞いて犬を知る
犬曰く THE VOICE OF THE DOGS
新着記事
- 文:藤田りか子 アスレチックな犬と暮らしている方ならこの悩みはわかってくれるはず。我が犬の歩様がちょっとでも破行の兆候をみせたりすると 「もしや…【続きを読む】
犬のカーミングシグナル 〜 単なるストレスの表れ?それともコミュニケーション? その1
文と写真:藤田りか子 鼻をぺろり。犬のカーミングシグナル?それとも単なるストレスの表れ? カーミングシグナル、アカデミックな世界で検証される 90年代…【続きを読む】“その犬”を選んだ決め手は?オーストリアの飼い主研究より
文:尾形聡子 今の愛犬を選んだ理由は? 愛犬を選ぶにあたり、必ず何かしらの理由が存在していたはずです。住んでいる環境や家族構成、ライフスタイル、…【続きを読む】口唇裂・口蓋裂、犬にも発症する先天性疾患
文:尾形聡子 人と犬は多くの同じ病気を発症します。進行性網膜萎縮症(PRA)、変性性脊髄症(DM)、拡張型心筋症(DCM)、先天性難聴など、これま…【続きを読む】同居犬に唸る、という悩みに対処する
文:藤田りか子 犬がウ〜と唸るという現象。突然起こるだけに、我々飼い主としては、非常に不快な気持ちにもなるしそして不安にもなる。それは犬が唸れば、…【続きを読む】犬を独りぼっちにしてはいけない、という動物ウェルフェアと科学的エビデンス
文:藤田りか子 仕事だから、と犬を1日中家に置いてきぼりにする飼い主を見るにつけ、 「こうなるとわかっていたでしょう?どうして犬を飼ったの?」 …【続きを読む】
犬曰くについて
このウェブサイトは犬を代弁すべく
「犬曰く」
なのです。そこには「可愛い」という人目線での見方だけではなく、犬という動物の本質について犬的にそして客観的に知っていただきたい、という思いが込められています。
なぜ、本質を知るべきなのか。一つには、その知識があれば犬とより良い共存が可能となるということ。これは犬の愛護や保護、ウェルフェアに強く関わってくる部分でもあります。もしかして犬は美味しい手作り料理をもらうだけでは「犬生」物足りないと思っているかもしれません。でも本質を知れば、物質面だけではなく犬のメンタル面での世界も私たちの見方として広がっていきます。メンタル面のウェルフェアというのは私たち、意外に見落としているものなのです。これは犬の世界に限らず人をケアする時にも言えることですけれど。
このウェブサイトのもう一つの意図は、犬という動物そのものへの興味を強く抱く、知的好奇心旺盛なあらゆる人たちにとって、その知識欲を満たせる情報を提供することです。運営している私たちは、実は生物学畑でそれなりの動物の科学的見方というものも磨いてきたツワモノ!人と進化して来た「犬」の生態学的ニッチという見方をもっと広めてゆきたいと思っています。もちろんセオリーだけではなく、生身の犬との付き合い方も多く展開してゆきますよ。
犬が人の大脳を借りてもし何か言うとしたら、きっとこれだけのことを言うだろうな…。それをこのサイトで綴ってゆく。そういうわけでこのウェブサイト「犬曰く」。
有料記事の定期購読のメリット
こんな悩みや疑問、お望みはありませんか?
- 犬知識ジプシーに陥っていませんか?
- 海外のトレーニングや犬事情にも精通している書き手の記事がよみたい
- 何が本当の子犬の育て方・しつけ方なのか迷ったことは?
- 信頼できる情報が欲しい!でもどこで探せば?
- 自分が正しいと思っている犬の常識は本当に正しいのか不安
- ドッグトレーナーと飼い主さんとのトラブルに困ったことはありませんか?
- ドッグトレーナーとして飼い主さんとのコミュニケーション術を知りたい
- なぜ私は犬を飼っているのか、その深層心理を知りたい
- 犬知識のアップデートをしておきたい。
- 犬関連のお仕事に従事されている方にも大好評。
有料記事のコンテンツ
- 飼い主さんスキルアップのための限定公開トレーニングノウハウ動画
- 海外の最新犬研究記事の日本語ダイジェスト版
- ブリーダーと子犬の選び方
- ヨーロッパ発信の犬のウェルフェアの考え方
- 犬との付き合い方としての「しつけ」と犬のボディランゲージ
- 犬とつきあうために役立つ心理学
- 世界の犬事情・犬文化
- 犬の遺伝病の現状
- 動画で解説するノーズワークのハウツー
- 頑張る飼い主さんが抱えている悩み解決
- 犬業界をわたっていくために必要な人の心理学 などなど...
科学的エビデンスに基づいた、知識と経験に裏打ちされた記事の数々は有料記事で読むことができます。
有料記事には通常のネット情報にはないここでしか読めないコンテンツがいっぱい。書籍に代わる犬曰くを読んで、犬との生活を豊かにしてみませんか?
犬曰く運営者
藤田りか子(ふじた りかこ)
ライター歴25年、スウェーデン、ヴェルムランド県にて、カーリー・コーテッド・レトリーバーのラッコ、ラブラドール・レトリーバーのアシカ、その娘のミミチャンと暮らす。オレゴン州立大学を経てスウェーデン農業科学大学の野生動物管理学卒業(修⼠課程)。
得意分野は犬と自然。⽇本⼈ドッグライターの草分け的存在。豊富な知識と経験に基づいた力強い文章には定評があり、フォトグラファーとしても世界各国の犬たちの生き生きとした姿をカメラに収めてきている。犬のトレーニングおよび犬種学のセミナー講師もつとめる。代表著書に『増補改訂 最新 世界の犬種大図鑑』(誠文堂新光社)。北欧のドッグトレーナーとの共著多数。
ガンドッグのフィールド・トライアルやノーズワークなどのドッグスポーツのトレーニング、競技会に参加するのが趣味。ビールの飲み比べも夜飯前。
尾形聡子(おがた さとこ)
ライター歴15年、東京は古い街並みの残る下町に暮らす。慶應大学法学部法律学科卒業後、数年間映画会社での勤務を経て、東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了(修⼠課程)。
得意分野はサイエンス。犬の世界的な科学研究最前線を追い続け、難しいと思われがちなサイエンスを一般の人々にも分かりやすい言葉で伝え続けている。代表著書に『よくわかる犬の遺伝学』。
今は亡きスパニッシュ・ウォーター・ドッグのタロウとハナとの思い出を胸に、またいつかスパニッシュ・ウォーター・ドッグと暮らすことを夢みている。犬以外に好きなことは、料理とお酒と音楽(聴くのも、演奏するのも)。