犬研究最前線

犬の学習効率を高めるのにプラスに働くものは?

文:尾形聡子 犬との暮らしにかかせない、しつけ。ともに生活する上での最低限のルールを犬に学んでもらうために、飼い主ならだれもが一度は通る道です。け…【続きを読む】

犬のカーミングシグナル 〜 学者によるその「信憑性」考察 その2

文と写真:藤田りか子 子犬のように振る舞い体を小さくみせるのもカーミングシグナルの一つとして考えられている。 前回からの続きだ。カーミングシグナルは本…【続きを読む】

シニア期にさしかかる犬の脳の健康維持に役立つ、行動エンリッチメント

文:尾形聡子 人も犬も加齢により少しずつ脳機能が低下していき、それに伴い認知機能も低下していきます。認知機能の低下に伴う症状だけでなく、これまでに…【続きを読む】

飼い主にとって苦渋の決断、安楽死。アメリカでの現状

文:尾形聡子 安楽死について、日本では犬に限らず全般的にその話題を避ける、あるいはなるべくひっそりと話すような傾向にあります。その背景には日本に根…【続きを読む】

サウンドボードボタンで犬と会話?

文:尾形聡子 サウンドボード、サウンドボタン、コミュニケーションボタンなどと呼ばれるおもちゃ、みなさんご存知でしょうか?SNSを検索してみると、世…【続きを読む】

E・コッカー・スパニエルの拡張型心筋症(DCM):タウリン欠乏の原因に迫る

文:藤田りか子 拡張型心筋症(DCM)は多くのケースで特定の犬種で見られる心臓病だ。心筋が異常に拡大し筋肉が薄くなるため、心臓が血液を十分に送り出せ…【続きを読む】

犬のカーミングシグナル 〜 単なるストレスの表れ?それともコミュニケーション? その1

文と写真:藤田りか子 鼻をぺろり。犬のカーミングシグナル?それとも単なるストレスの表れ? カーミングシグナル、アカデミックな世界で検証される 90年代…【続きを読む】

“その犬”を選んだ決め手は?オーストリアの飼い主研究より

文:尾形聡子 今の愛犬を選んだ理由は? 愛犬を選ぶにあたり、必ず何かしらの理由が存在していたはずです。住んでいる環境や家族構成、ライフスタイル、…【続きを読む】

口唇裂・口蓋裂、犬にも発症する先天性疾患

文:尾形聡子 人と犬は多くの同じ病気を発症します。進行性網膜萎縮症(PRA)、変性性脊髄症(DM)、拡張型心筋症(DCM)、先天性難聴など、これま…【続きを読む】

犬を独りぼっちにしてはいけない、という動物ウェルフェアと科学的エビデンス

文:藤田りか子 仕事だから、と犬を1日中家に置いてきぼりにする飼い主を見るにつけ、 「こうなるとわかっていたでしょう?どうして犬を飼ったの?」 …【続きを読む】

犬の飼育放棄増加の裏にある賃貸住宅問題〜アメリカからの報告

文:尾形聡子 犬が家族の一員として捉えられるようになっているにもかかわらず、残念なことに飼育放棄があとをたちません。コロナ禍の制約された生活を余儀…【続きを読む】

多くの犬に発症する失明に至る遺伝病、進行性網膜萎縮症(PRA)

文:尾形聡子 今回、犬の進行性網膜萎縮症(PRA:progressive retinal atrophy)についての記事を書こうと思ったのは、日本…【続きを読む】

日本全国に広がる取り組み「わんわんパトロール」、その社会的な影響は?

文:尾形聡子 皆さん、わんわんパトロールというボランティア活動が各地の自治体で行われていることはご存知ですか? そもそものきっかけは、2003年…【続きを読む】

デザイナードッグは純血種よりも健康?プードルハイブリッド犬に雑種強勢は認められるか

文:尾形聡子 デザイナードッグ流行のきっかけとなった、ラブラドゥードル。 この200年ほどの間にたくさんの「犬種」が作出され、その弊害として犬種に…【続きを読む】

犬の表情、実はオオカミよりも出せない現状

文:尾形聡子 犬は人とのコミュニケーションをはかれる能力を備えた生物であることは、世界中で周知の事実です。それは、長年にわたり犬は人と共に暮らし、…【続きを読む】