【Photo by kim_hester】
2019年8月6日をもって犬曰くブログサイト開設2周年を迎えました!犬に関するあらゆるジャンルについてより実践的かつ学術的な知見に基づいた情報を提供したいという私たちの情熱を皆さんが共感し支えてくださっていること、本当に感謝をしています。だからこそサイトがこうして存在し続けているのは言うまでもありません。月間PV数も当初の2倍に増えています。
今月8月は2周年記念月間として、本日から週に1度4週間に渡り、これまでに犬曰くで掲載した記事の中でもっともPV数が多かった人気記事ベスト3をジャンル別に紹介してゆきます。
第1回目は以下のラインアップでお楽しみください!
夏にまつわる話題
今や夏真っ盛り。これまで犬曰くでは夏に関するたくさんのブログを紹介しているのですね。季節のお役立ち記事として、どうぞお楽しみください!
第1位 人にも犬にも危険です!水遊びの際にはアオコに注意
2018年7月に発表されました。昨年の夏は猛暑でしたね〜。それだけに注意を喚起した記事として大ヒット。暑いさなかに水場にやってきたならば愛犬を泳がせたい、と思うのが飼い主ならではの心情でしょう。身近にアオコを見かけることがあっても、注意すべきものとはつゆ知らず・・・。ぜひ今年の夏もこのブログを思い出して水場の誘惑に気をつけて!
第2位 愛犬のウォーターボウルに潜む危険
皆さんは愛犬のウォーター・ボウル、どんな素材のものを使っていますか?陶器?ステンレス?それともプラスチック?素材によって細菌の発生しやすさに差があることがわかりました。水質が悪化しやすい暑い時期には要注意!それだけに多くの人の関心を引いた記事となりました。
第3位 水場の「持ってこ〜い」遊び、控えるべき?
暑ければ何かと水場で犬と一緒に遊びたくなる。そして水場に来ると、人というのは、ついつい何か物を投げて犬に取らせたくなってしまう。でもトレーナーによっては「持ってこい遊び」を控えた方がいいという意見も?!ケースバイケースで水場での持ってこい遊びについての是非の分析を試みてみました。
犬と私たちのおつきあい
犬を語る上で避けられないのは、やはり私たち人と犬との関係性ではないでしょうか。どのように犬と付き合うべきなのか。何をやっていいのか、何が犬を喜ばせることなのか。多くの飼い主さんの関心事でもあります。その中で特に注目を浴びた記事を紹介します。
第1位 散歩の時、愛犬に地面の匂いを嗅がせる派?それとも禁止する派?
ひところトレーナーの間でこんなディベートがあったような気がします。散歩の時に犬に地面のにおいを嗅がせてはいけない!っていう人。いや、そんなことはない、嗅がすべきだ、という人。みなさんはどう思われますか?スウェーデンでもそういうディベートがあったのでここに紹介した次第です。
第2位 オス犬のマーキング管理とインパルス・コントロール
この記事が人気になった理由の一つに、犬への「インパルス・コントロール」という言葉が世間で定着してきたことが考えられます。実はこのブログを最初に発表したのが4年前(Dog Actually)。その頃にはそんなにヒットした記事ではなかったのですが!身体的な強制を課すのではなく、感情をコントロールしてもらうことから犬の協調を得る。まさに現代的犬とのお付き合い哲学といえるでしょう。
第3位 老犬だって散歩に行きたい
「犬の体が本当に欲しがっているのは老後の介護じゃない」
とアルシャー京子さん。ブログにおけるこの言葉が多くの読者の感情を揺り動かしました。散歩から得られる犬たちの肉体的精神的ニーズの充足感。小型犬だから、老犬だから、といって散歩がいらない、なんて絶対に思ってはいけないのですね。シニア犬が増えつつある今だからこそ必読ブログ!
世界の犬事情
犬好きなら、日本だけではなく世界の犬事情も気になるところ。世界の人はどれぐらい犬と散歩しているのか?どんな風に日常愛犬と過ごしているのか、そしてペットに対する愛情は日本と同じもの?あるいは異なる?
第1位 犬種別に見た愛犬運動量の統計結果
イギリスで行われた犬種別でみた運動量の統計調査を元にした学術論文ダイジェスト。この研究を見る限り、必ずしも犬を飼ったら皆が自動的にたくさん外に出てアクティブになるとは限らず、むしろ犬種に対する個人個人の思い入れが運動量に影響するようです。この研究を紹介した著者の本当の意図は「犬を飼って健康になろう」という日本に到来しつつあったトレンドにどうしても物申したかったから。それゆえに人気のブログとなりました。
第2位 あなたは犬と一緒に寝る派?
犬をベッドにあげて寝たら犬の方が人より偉くなる、という言葉を信じている人がいるのは日本だけ?世界ではどうなの?やっぱり気になりますよね。スウェーデンでは10人中7人が愛犬と一緒にベッドで寝るのだとか。愛犬と一緒に寝ることの大事さについて記しました。
第3位「愛犬の苦痛」と「愛犬の安楽死」
愛犬の病気の回復の見込みがなく苦しんでいても延命すること、あるいは安楽死を選ぶこと。皆さんはどちらを選びますか?スウェーデンであればほとんどが後者でしょう。日本では前者?さて、これを文化の違いに由来する価値観の問題として扱っていいのか?いや、ウェルフェアというのは文化に関係なく普遍的な問題ではないのか?きっとはっきりとした答えはないのかもしれません。でも意識しておくのは大事なこと、と多くの読者の皆さんが感じたはずです。
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