病気・遺伝病

E・コッカー・スパニエルの拡張型心筋症(DCM):タウリン欠乏の原因に迫る

文:藤田りか子 拡張型心筋症(DCM)は多くのケースで特定の犬種で見られる心臓病だ。心筋が異常に拡大し筋肉が薄くなるため、心臓が血液を十分に送り出せ…【続きを読む】

持ってこい遊びをする犬、後脚を鍛えよう!

文:藤田りか子 アスレチックな犬と暮らしている方ならこの悩みはわかってくれるはず。我が犬の歩様がちょっとでも破行の兆候をみせたりすると 「もしや…【続きを読む】

口唇裂・口蓋裂、犬にも発症する先天性疾患

文:尾形聡子 人と犬は多くの同じ病気を発症します。進行性網膜萎縮症(PRA)、変性性脊髄症(DM)、拡張型心筋症(DCM)、先天性難聴など、これま…【続きを読む】

多くの犬に発症する失明に至る遺伝病、進行性網膜萎縮症(PRA)

文:尾形聡子 今回、犬の進行性網膜萎縮症(PRA:progressive retinal atrophy)についての記事を書こうと思ったのは、日本…【続きを読む】

デザイナードッグは純血種よりも健康?プードルハイブリッド犬に雑種強勢は認められるか

文:尾形聡子 デザイナードッグ流行のきっかけとなった、ラブラドゥードル。 この200年ほどの間にたくさんの「犬種」が作出され、その弊害として犬種に…【続きを読む】

睡眠時無呼吸症にかかりやすいのは短頭種だけではない、人用ネックバンドで検出

文:尾形聡子 短頭種の犬は頭部が丸い形状をしているがゆえに、外鼻孔狭窄や軟口蓋過長、気管形成不全などいくつもの病気が合併して上部気道が閉塞する気道…【続きを読む】

オス犬の去勢と行動変化との関係〜ドイツの研究より

文:尾形聡子 現在、日本において犬の不妊化手術は一般的に行われています。もともとは望まれずに生まれてくる子犬の個体数を管理するためでしたが、手術の…【続きを読む】

慢性的な痛みが犬にもたらすさまざまな心身への影響

文:尾形聡子 痛みは生きていく上で大切な感覚です。強い痛みを感じれば自然と体が防御反応を示し、なるべく痛い場所を動かさないようにするものです。ただ…【続きを読む】

雑種は本当に純血種よりも健康?一般的な疾患における生涯有病率の比較

文:尾形聡子 日本にまだそれほど純血種の犬が多くなかったころ、雑種は体が強いとよく言われていたものです。私が小さかったときに近所にいた犬のほとんど…【続きを読む】

ラブを太りやすくさせる遺伝子変異、強い空腹感と消費カロリー低下の二重苦を引き起こす

文:尾形聡子 太りすぎなのが体にとってよくないことは、誰もが知る事実。肥満は健康に悪影響を及ぼすだけでなく、犬の寿命を短くするおそれもあることが示…【続きを読む】

ラブラドールの股関節形成不全、そして体重に関連する新たな遺伝子座が見つかる

文:尾形聡子 股関節形成不全という病気について日本の愛犬家の多くが知ることになったのは、バブル期に大型犬ブームが到来してからではないでしょうか。ラ…【続きを読む】

小型犬の飼い主さんは要注意!乳歯が抜けずに残っていませんか?

文:尾形聡子 「あれ、うちの子なんだか歯の本数が多いような…?」 乳歯が抜けないまま永久歯が生えてくることを乳歯遺残(いざん)と言います。通常は…【続きを読む】

オス犬の潜在精巣、遺伝とエピジェネティクスとの関係

文:尾形聡子 生殖器における病気には性差があります。そのような病気のひとつが潜在精巣で、オスにだけ発症する可能性のある病気です。停留精巣、停留睾丸…【続きを読む】

大型犬がかかりやすい病気、小型犬がかかりやすい病気

文:尾形聡子 人と同様に、犬も年齢を重ねるほど死亡原因となる病気にかかるリスクが高まることが知られています。たとえば、犬の死亡原因のトップであるが…【続きを読む】

獣医療にもAIを〜短頭種のBOASの客観的診断に向けて

文:尾形聡子 今年ChatGPTが登場してからとういうもの、生成AI(ジェネレーティブAI:Generative AI)を使ったサービスをそこここ…【続きを読む】