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動物福祉を複雑にする「望ましさの二重構造」~ナッジとリバタリアン・パターナリズムから考える

文:北條美紀皆さん、ナッジ(Nudge)という単語を耳にしたことがあるだろうか。10年以上前に登場し、様々な議論を巻き起こしながら盛んに使われている言葉ら…【続きを読む】

イギリスのフォックスハウンドたち、その後

文:藤田りか子日本では「狩猟犬」というと、獰猛な響きがあるらしい。とある猟犬が逃げた、ということで警察がでてくるまでの大騒動になったと、日本の地方都市に住…【続きを読む】

愛犬はあなたの家族を声で識別できますか?

文:尾形聡子親子や兄弟姉妹で同性であれば声が似ているものです。今や一人一台スマホの時代になりましたが、「そういえば昔は電話口でよく姉と間違えられたな」とか…【続きを読む】

ガンドッグトレーニングと白いダミーと犬の自信

文と写真:藤田りか子犬をまっすぐに出すという技能「ライニング」を、普段からミミチャンとトレーニングしている。この訓練はもうずいぶん長く続けているが、マスタ…【続きを読む】

グレート・デーンの毛色、ハルクインとマールの関係が抱える問題

文:尾形聡子 マールカラーのグレート・デーン。ハルクインの黒斑よりも斑点は若干小さくなる。世界で最も大きな犬種のひとつ、ドイツ原産のグレート・デーン。現在…【続きを読む】

ケージ住まいはダメ!スウェーデンの犬の保育園事情 その2

文と写真:藤田りか子スウェーデンの犬の保育園事情その1からの続き記事、その2である。今回は、犬の保育園を運営するにあたり、動物福祉国家として知られるスウェ…【続きを読む】

犬にとってオモチャ識別に重要なのはどっち?見た目の形状vs歯触りの質感

文:尾形聡子私たちは世の中に存在するすべての物体を知っているわけではないのに、ある単語の意味に照らし合わせ、同じような形をしているものを同じカテゴリーに属…【続きを読む】

“鼻と蛇” – 2025年の干支、ヘビにまつわる犬のお話

文:藤田りか子フロリダ州魚類野生生物保護委員会(FWC)のビルマニシキヘビ探知犬チーム。毎年恒例、年初めの犬曰くは干支の動物にかかわるお話から。今年は巳年…【続きを読む】

歳末恒例!犬曰く2024年のベスト人気記事5選

今年も犬曰くを応援してくださりありがとうございました。2024年もなんだかんだであっという間の年でしたね。そんな一年ではありましたが、犬曰くではこの12ヶ…【続きを読む】

寒い冬の散歩、犬に服や靴は必要?

文:尾形聡子暑い暑いと言っていたのも束の間、気づけば朝晩すっかり冷え込むようになり、散歩に出るのに上着や手袋が必要な季節になりました。藤田りか子さんの「暗…【続きを読む】

8週齢規制の「8」の根拠について〜スウェーデンの調査より

文:藤田りか子今さらだけど、8週齢規制の科学的知見について、スウェーデンで2020年に調査された報告書をもとにここに記したい。日本で8週齢規制が提案された…【続きを読む】

犬のカーミングシグナル、人にもあるの?

文:北條美紀藤田りか子さんの「犬のカーミングシグナル」についての記事(単なるストレスの表れ?それともコミュニケーション?その1、学者によるその「信憑性」考…【続きを読む】

ブルブルの科学〜神経メカニズムがついに明らかに

文:尾形聡子全身が毛に覆われている動物たちは体を器用に左右に振って、体についた水分やゴミなどを取り除く動作をします。いわゆる「ブルブル」ですが、ブルブルの…【続きを読む】

インパルスコントロールは、犬のパフォーマンスをダメにする…?

文:藤田りか子「うちの子、すごいのよ〜!」と「スワレ」やら「マテ」をさせ、インパルスコントロールが効いた愛犬の「お利口さん」ぶりを見せびらかしたことなど、…【続きを読む】

あなたにとって犬はどんな存在? 犬の役割により飼い主の行動は変化するのか

文:尾形聡子現在、国際家畜連盟(FCI)において、犬種は元来の使役をもとに10グループに分けて管理されています(日本のJKCはFCIに加盟)。それぞれの犬…【続きを読む】