アニマル・ウェルフェア

クロスブリーディング– 北欧における遺伝的多様性と犬種健全性維持への挑戦

文と写真:藤田りか子 純血犬種の健全性が危ぶまれている。それが大衆の知るところとなったのは、今から15年前、2008年に制作された英国BBCのドキュ…【続きを読む】

断耳禁止国イギリスで増える断耳された犬たち

文:尾形聡子 断耳されているアメリカン・スタッフォードシャー・テリア。  近年、犬の福祉を守るためにヨーロッパの国々を中心として断耳が法律で禁止され…【続きを読む】

西欧諸国における犬に関するウェルフェア規制を比較

文と写真:藤田りか子 断尾が禁止されていても、ワイマラナーといった狩猟犬(その中でもガンドッグ)の断尾は許可している国もヨーロッパにはある。 スウェ…【続きを読む】

犬曰く2022年、もっともよく読まれた記事ピックアップ

今年も犬曰くを応援してくださりありがとうございました。犬に関するあらゆるジャンルについてより実践的かつ学術的な知見に基づいた情報を提供したいという私…【続きを読む】

コントラフリーローディング式、犬のお食事の与え方

文:藤田りか子 みなさんは愛犬への食事、どうやって与えているだろうか。 「フードボウルにご馳走を盛ってあげますよー」 そう、たいていの飼い主はそ…【続きを読む】

あなたの犬はほかのどの犬よりも幸せ?

文:尾形聡子 先日の藤田りか子さんの記事「「家庭犬は、野良犬に比べて本当に幸せなのか?」の科学的議論」が記憶に新しいところで、今回は「自分が一緒に…【続きを読む】

「家庭犬は、野良犬に比べて本当に幸せなのか?」の科学的議論 

文:藤田りか子 Photo by 「都市に住む大多数の犬は本当に幸せなのか?」  「元ノイヌとして暮らしていた保護犬は家庭犬としてより幸せになれる…【続きを読む】

保護犬の譲渡の成功を増やすために〜返還のリスク要因を知る

文:尾形聡子 保護犬を迎えてみたもののどうしても反りが合わず、悩んで出した結論が返還だった… 譲渡の失敗は、犬と人の両方にとってマイナスの影響を…【続きを読む】

犬を擬人化させないための大事な科学教育

文と写真:藤田りか子 「わんちゃんも外をみるのが好きなのね!」「そうよ、人とおんなじなのよ」 確かに人と同じところもある。でも違うところもある。そこを見…【続きを読む】

よりよいメンタルの犬を作る努力、スウェーデンのスパニッシュ・ウォーター・ドッグ・ブリーダーに聞く

文と写真:藤田りか子 当サイト「犬曰く」の共同運営者でもありサイエンスライターの尾形聡子さんが日本からはるばるスウェーデンの我が家に遊びにきてく…【続きを読む】

犬の日常生活を豊かにするために〜環境エンリッチメントの重要性を知っておきましょう

文:尾形聡子 「暇であること」 現代社会をせわしなく生きる人にとっては、ご褒美の時間かもしれません。しかしそれは普段の忙しさあってのご褒美であり…【続きを読む】

小学生から「犬と共存するための教育」に取り組む スウェーデンケネルクラブの試み

文と写真:藤田りか子 何故小学生に犬教育なのか? 社会にこれだけ愛玩犬を飼うという文化が普及しているにもかかわらず、犬について公式な教育がない、という…【続きを読む】

犬の外飼いと環境エンリッチメント〜土を掘るという機会

文と写真:藤田りか子 スウェーデンでは犬がどのように外で飼われるべきか、動物保護法に倫理的な観点で記されている以下の記述がある。 犬を外で飼う場合、…【続きを読む】

どんな人がデザイナードッグの飼い主になっている?〜流行がつくりだす犬の福祉低下リスク

文:尾形聡子    コッカプー。 かれこれ30年ほど前のことでしょうか。今でいうところの「デザイナードッグ」の存在を、アメリカに行ったとき初めて知り…【続きを読む】

力の弱い小型犬も要注意!リードの引っ張りは犬の福祉低下につながりかねません

文:尾形聡子 散歩に欠かせない道具といえば犬に装着する首輪やハーネス、そして犬と飼い主とを繋ぐリード。今の時代、これらなくして愛犬との散歩をするこ…【続きを読む】