病気・遺伝病

日本のコーギーの変性性脊髄症(DM)、遺伝子検査導入により確実に減少

文:尾形聡子犬にさまざまな遺伝病が発症することが日本で知られるようになったのは、イギリスBBCのドキュメンタリー番組「犬たちの悲鳴〜ブリーディングが引き起…【続きを読む】

肥満のリスク〜不妊化手術時の年齢、性別、体のサイズとの関係は?

文:尾形聡子肥満が健康にとっていいことがないのは人も犬も同じです。それを知っていながらも、日本をはじめとする先進国で肥満の犬が増えている状態が続いています…【続きを読む】

遺伝性が疑われるダルメシアンの銅関連性肝炎、日本での発症報告がつづく

文:尾形聡子このところ、銅関連性肝炎により命を落としているダルメシアンの若犬が増えているようだという話をトレーナーのKさんから伺いました。銅関連性肝炎とい…【続きを読む】

ドーベルマンと人間の拡張型心筋症(DCM)、2つのリスク遺伝子が発見される

文:尾形聡子ついさっきまで元気にしていたのに…ある日突然命を奪われてしまうこともある病気のひとつに、拡張型心筋症(DCM:Dilated Cardiomy…【続きを読む】

犬の攻撃性と病気との関係

文:尾形聡子攻撃性はどんな犬でも持ち合わせている性質です。たとえば母犬が子犬を守るために攻撃的になる、食べ物を奪われたくないために攻撃的になるなど、攻撃行…【続きを読む】

犬が視力を失うとき〜犬はどう適応し、飼い主はどう変化するか?

文:尾形聡子今まで見えていたものが見えなくなる。外からの刺激を処理するのに視覚に大きく頼る人間にとって、中途失明はこれまでのように日常生活が送れなくなるだ…【続きを読む】

犬のがん、大規模遺伝子解析が行われる〜アメリカの比較腫瘍学研究

文:尾形聡子がん(悪性腫瘍)は長年にわたり人の死因のトップの病気であり、犬においても同じ状況が続くようになっています。がんは人や犬だけでなく、様々な家畜、…【続きを読む】

高齢犬の歩くスピードと認知症の関係

文:尾形聡子犬も人と同様に、年齢を重ねるごとに認知機能が低下していきます。かつての犬は、認知機能が低下し、それが行動の変化としてあらわれてくる前に亡くなる…【続きを読む】

北欧発、キャバリアとフレンチ・ブルドッグを別犬種と掛け合わす、犬種改良への新たな道

文:藤田りか子キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルそしてフレンチ・ブルドッグの多くが遺伝性疾患を抱えている、という悲しい事実について、犬曰くでは記事…【続きを読む】

短頭種の気道閉鎖症候群にはどんな病気のリスクが生ずるのか

文:尾形聡子2022年、ノルウェーでブルドッグとキャバリアの繁殖が違法だとされました。いずれの犬種も努力の甲斐なく健康の改善が見込めないため、そのような動…【続きを読む】

犬のカラダとココロのつながり〜アトピー性皮膚炎の場合

文:尾形聡子「病は気から」気持ちの持ち方で体の具合はよくも悪くもなるという意味合いを持つ言葉です。すべての病気が100%これに当てはまるわけではありません…【続きを読む】

小型犬に多い膝蓋骨脱臼(パテラ)、日本での発症状況は?

文:尾形聡子バブルの頃、大型犬の人気が高まり問題になったのが股関節形成不全という病気でした。症状が重ければ歩くのもままならなくなるため、当時は大型犬の飼い…【続きを読む】

美容目的での断尾、はたして犬に必要か?

文:尾形聡子犬に施される医学的に必須とされない外科的処置には、不妊化手術、断尾、断耳、声帯除去、狼爪除去などがありますが、現在、ヨーロッパの多くの国々では…【続きを読む】

犬のがん発症年齢と、サイズや犬種、性別との関係

文:尾形聡子人のみならず犬の死亡原因トップの病気、がん。人で行われている「がん検診」と同様のものが、近いうちに犬においても推奨されるようになるかもしれませ…【続きを読む】

ダルメシアンに正常な尿酸代謝能力を!

文:尾形聡子ダルメシアンは尿酸を分解することができない遺伝子変異を固定されてしまった、唯一の犬種です。ダルメシアンが抱えるその問題に対して、正常な遺伝子を…【続きを読む】