犬研究最前線

新しい家庭へ〜保護犬の行動の変化を6ヶ月間追跡

文:尾形聡子一般の家庭に比べて自由度の低いシェルターでの生活は、えてして犬にストレスがかかるものです。もちろんシェルターによって環境の程度には差はあります…【続きを読む】

犬が人の表情を読む能力についての最新研究、アレコレ

文:尾形聡子犬は人と共生する過程でさまざまな認知機能を進化させてきました。ほかの家畜動物に比べて犬に特別な何かを感じるとするならば、その大きな要因のひとつ…【続きを読む】

犬のがん、大規模遺伝子解析が行われる〜アメリカの比較腫瘍学研究

文:尾形聡子がん(悪性腫瘍)は長年にわたり人の死因のトップの病気であり、犬においても同じ状況が続くようになっています。がんは人や犬だけでなく、様々な家畜、…【続きを読む】

獣医師が痛がりだと考える犬種は本当に痛がりか?を検証

文:尾形聡子 小型の愛玩犬は痛みに弱いようなイメージが…?人によって痛みの感じ方が違うように、犬にも感じ方には個体差があり、さらには犬種差もあるのではない…【続きを読む】

アメリカから、病気リスクを回避するための犬種別不妊化手術適齢期ガイドラインに5犬種追加される

文:尾形聡子 ガイドラインに追加された犬種、ジャーマン・ショートヘアード・ポインター。望まれない繁殖を制限するために犬にとられる処置、不妊化手術。手術を推…【続きを読む】

毎日のご飯にエンリッチメントを!

文:尾形聡子私たちが水を飲むのにはコップを、ご飯を食べるときにはお茶碗を使うのと同じように、愛犬用には水飲みボウルやご飯専用のボウルを使うものです。もちろ…【続きを読む】

高齢犬の歩くスピードと認知症の関係

文:尾形聡子犬も人と同様に、年齢を重ねるごとに認知機能が低下していきます。かつての犬は、認知機能が低下し、それが行動の変化としてあらわれてくる前に亡くなる…【続きを読む】

子犬期の生育環境から受けた影響は、成犬になっても続いている

文:尾形聡子何かしらの凶悪事件が起こると、犯人の生い立ちが詳細に取り上げられるものです。複雑な家庭環境で育った、小さい頃に親から暴力を受けていた、育児放棄…【続きを読む】

犬がより健康に生きていくには?環境要因の影響を探る

文:尾形聡子愛犬に健康で元気に長生きしてほしい、飼い主ならば誰もがそう願うものです。現代の犬を襲う遺伝病という闇はあるものの、半世紀前と比べれば犬の寿命は…【続きを読む】

「うちの犬、どんな犬?」おうちで簡単実験、愛犬の認知機能をチェック!

文と写真と動画:藤田りか子ボーダー・コリーは人が出すハンドシグナルを理解するのが早かったり、ラブラドール・レトリーバーは他人に対してあまり警戒心を見せなか…【続きを読む】

犬の飼い主が抱く罪悪感という苦しみ

文:尾形聡子「愛犬に対して罪悪感を抱いたことはありますか?」そう聞かれ、首を縦に振る人と横に振る人、どちらが多いと思いますか?カナダのペットのオンライン診…【続きを読む】

トレーニング中のディストラクション、犬の学習への影響

文:尾形聡子藤田りか子さんのトレーニングにまつわる記事によく登場する言葉、「ディストラクション(distraction)」。ディストラクションは「気を散ら…【続きを読む】

ドーベルマンの遺伝的多様性と遺伝病のリスク、系統による違い

文:尾形聡子日本ではジャーマン・シェパードにも劣らぬ人気のドイツ原産犬種、ドーベルマン。大型犬の飼育頭数は全体的に減少していますが、JKCへのドーベルマン…【続きを読む】

犬の性格形成に強く影響している要因は?

文:尾形聡子犬の性格は生まれ持った遺伝的な気質と環境との相互作用によって作られていることはよく知られるようになりましたが、性格の特性によって遺伝面が強く出…【続きを読む】

子犬の問題解決行動、オスとメスに違いはある?

文:尾形聡子新たに犬を迎えようとするとき、たいていオスにしようかメスにしようかと迷うものです。犬も人と同様に、オスの方が体がガッチリして大きくなるものです…【続きを読む】