アニマル・ウェルフェア

北欧の老犬観と「命をまっとうする」ということ

文:藤田りか子10歳半。これがクマの最後の写真となった。この頃はもう息をするのがやっとであった。獣医クリニックの奥にある蝋燭のともる小さな部屋に通された。…【続きを読む】

近所の散歩と自然の中の散歩、犬のストレスどちらが多い?

文:尾形聡子都市部での暮らしにはストレスが多く、うつ病や不安障害などの精神疾患を発症するリスクが高まると言われています。一方、自然の中での散策は心身をリフ…【続きを読む】

スウェーデンの狩猟における持続可能性:ハンターの話を聞いて考えたこと

文:金森万里子写真:藤田りか子日本では狩猟を身近に感じる人は少数派かもしれませんが、世界中では狩猟を行っている人はたくさんいます。例えば低所得国の中には、…【続きを読む】

保護犬の譲渡促進に役立つ2つのことが明らかに

文:尾形聡子犬や猫などの動物を保護する施設、アニマルシェルターは世界各国に存在しています。どうしても犬を飼い続けられなくなる事情は、いつ何時どんな飼い主の…【続きを読む】

「命をいただきます!」からさらなる狩猟倫理へ、狩猟犬が活躍する野生動物ウェルフェア

文と写真:藤田りか子アニマルウェルフェアと狩猟「なぜスウェーデンでは犬や動物へのウェルフェア意識が高いのですか?」とよく日本で問われる。ウェルフェアのどの…【続きを読む】

子供のための犬教育、「犬を知る、犬との付き合い方を知る」

文:藤田りか子日本で「スウェーデンでは犬と子供の特別な教育などをやっているのですか?」とよく聞かれる。実施している学校もあるが、別にそれが義務教育となって…【続きを読む】

うちの犬は何もしないの…ってそれでいいわけ?

文:藤田りか子犬舎や囲いに(あるいは家の中に)一日中閉じ込められた犬を見ても、吠えたり暴れたりしてさえなければ、「この子は大丈夫」と思いがちだ。つまり「お…【続きを読む】

スウェーデンでウルフドッグが違法である理由

文:藤田りか子犬とオオカミのハイブリッド、ウルフドッグ 野生動物へのあこがれから動物好きの皆さんであれば、オオカミやライオン、トラのような大型でカリスマテ…【続きを読む】

北欧発、キャバリアとフレンチ・ブルドッグを別犬種と掛け合わす、犬種改良への新たな道

文:藤田りか子キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルそしてフレンチ・ブルドッグの多くが遺伝性疾患を抱えている、という悲しい事実について、犬曰くでは記事…【続きを読む】

犬にマイクロチップ装着、まだ抵抗ある?

文:藤田りか子昨年日本でもIDの明確化のために、犬と猫にマイクロチップの装着が義務化となった。とはいえ、あくまでも犬猫を販売する事業者に対してのみ。飼い主…【続きを読む】

北欧のセラピードッグ育成事情、セラピードッグとハンドラーの関係 その2

文と写真:藤田りか子前回に続き、北欧におけるセラピードッグの教育のあり方、セラピードッグを選ぶにあたっての、考え方、ハンドラーとしての素質、さらに現場の様…【続きを読む】

北欧のセラピードッグ育成事情と犬のウェルフェア その1

文と写真:藤田りか子動物とのふれあいによって脳に放たれるオキシトシン・ホルモン効果は最近、愛犬家の間でも、すっかり知られることとなった科学的事実である。犬…【続きを読む】

美容目的での断尾、はたして犬に必要か?

文:尾形聡子犬に施される医学的に必須とされない外科的処置には、不妊化手術、断尾、断耳、声帯除去、狼爪除去などがありますが、現在、ヨーロッパの多くの国々では…【続きを読む】

怖がりの犬に効果的な対策は?トレーニング、それとも…?

文:尾形聡子コロナが世界的に流行し始めたのはおよそ3年前。それを受けて一気に広まったのがリモートワークでした。そのような状況にある中で、在宅時間が増えた人…【続きを読む】

クロスブリーディング– 北欧における遺伝的多様性と犬種健全性維持への挑戦

文と写真:藤田りか子純血犬種の健全性が危ぶまれている。それが大衆の知るところとなったのは、今から15年前、2008年に制作された英国BBCのドキュメンタリ…【続きを読む】