社会化とは「独りでいられる力」~何もしなくても関係は切れないという安心感

文:北條美紀


[Photo by Brandon Cormier]

犬の社会化について、既に多くの記事が犬曰くに掲載されている。最近でいうと、藤田さんの「パピーパーティは本当に必要? – 子犬の社会化についての誤解」があり、多くの人は「他犬とたくさん触れ合わせること」が社会化であると考えがちだが、それだけではないことが記事内で示されている。

パピーパーティ、犬同士の交流、積極的な接触、たくさんの刺激などなど。もちろんそれらを否定するわけではないが、「ヒトや犬に本当の変化が起きるとき~『何かしなきゃ』は必要ない」でも書いたように、そこにはヒトに特有の「生産的な活動をしなければならない」という強迫感が入り込んでいるように感じる。交流させなければ、環境に慣れさせなければ、刺激を与えなければ、成功体験を積ませなければ…、つまり、社会化=Doという思考に陥りやすい原因はヒト側にある。

だが、

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