犬曰くもブログサイト開設からはや一年!皆様のあたたかい応援に感謝をしている次第です。おかげさまでブログのストックも増えました。サイトをより有効利用してもらうために、より良質のブログを多くの方の目に触れてもらうために、一周年記念としてPV数(PV=ページビュー)が一番多かった記事ベスト10をここに紹介します。藤田りか子・尾形聡子でその記事の内容を簡単に解説しつつ、なぜ人気記事になったのか分析してみました。まだ読んでないという方、繰り返して読みたい方、こちらを是非どうぞ〜!
第1位 気づいてほしい犬の大腸炎
最初に発表されたのは2009年Dog Actuallyにて。当時から大好評で公開後からサイトが閉じるまでずっとベスト10入りをしていた永遠の人気記事。犬の大腸炎がいかに我々の関心のトピックスであることもわかりますね。愛犬のウンチの状態に気配りをする飼い主さんが増えている証でもあると思います。アルシャー京子さんのユーモアに溢れた独特の語り口、そして豊富な知識に基づくわかりやすい解説もこの記事が愛される理由でしょう。
第2位 ノーズワーク・トレーニング (1)最初の一歩
最近世界的に注目を浴びているドッグスポーツのナンバーワン、ノーズワーク。都市生活を送る犬たちにもぴったり、ということで日本でも話題になっています。ただし、まだ日本語での情報は少なく、その導入の仕方については多くの飼い主さんにとって未知でもあります。このブログでは理論だけでなく動画を用いて丁寧にハウツーを伝授。ノーズワークに興味ある人が検索をした結果、多くの方がここにたどりついたのかもしれません。
第3位 犬と飼い主はお互いの性格を映す鏡?
世界の学術界で発表されている犬に関する研究論文を言葉易しく解説する人気のコーナー、犬学研究最前線。その中でも特に皆さんの関心をひいたこの記事。Facebookの「いいね!」が最も多かったブログの一つ。「この飼い主にしてこの犬?!」というのは誰もが気になること、それぞれに思い当たる節もあったのかもしれません。犬仲間との井戸端会議に出てきそうなこの話題を、学説的にはどう証明したのでしょうか。
第4位 散歩の時、愛犬に地面の匂いを嗅がせる派?それとも禁止する派?
ドッグトレーナーによって意見が分かれるこのトピックス。何を信じたらいいかわからず混乱している飼い主さんの方が多いという背景がありそうです。その事情はスウェーデンでも同じ。犬をどう散歩させたらいいものか?自分なりの解釈の仕方があると思うのですが、その手引きをここに記してみました。読者の皆さんがどっち派か、そして愛犬と満足な散歩ができていると思うかといった簡単なアンケート調査をしてみたらどうなるのかなと興味深く感じます。
第5位 ビビりの犬は動物ウェルフェアに関わる問題です
Facebookの「いいね!」数では第一位のブログ。「うちの子、ビビリなんです〜」とは日本の飼い主さんの間でよく聞かれるフレーズです。しかし「ビビり」という性格について、もっと掘り下げて考える必要がありそうです。そこにウェルフェアが関わってくるとはまさか思わなかったのでは?目に見える現象だけでなく、その原因は何か、はたしてどこにあるのかといったことを考えてみるのも大切なのです。
第6位 人にも犬にも危険です!水遊びの際はアオコに注意
ついこの間リリースをしたにもかかわらず、すでに年間6位のPV数。今年の異常な夏の暑さを物語っているのかもしれません。こうまで暑いと水場にやってきた途端に愛犬を泳がせたい、と思うのが飼い主ならではの人情。身近にアオコを見かけることがあっても、注意すべきものとはつゆ知らず・・・そこへの注意喚起ブログです。
第7位 「犬は自然に走る生き物。怪我することを恐れすぎないで」〜獣医師、長坂佳世さんインタビュー(3)
都市化のせいなのでしょうか、犬を思いやるあまりに「自然体でいること」からだんだん犬を遠ざけてしまう傾向が最近の飼い主さんの中に見られます。たとえば「犬に階段を登らせてはいけない」。これはもしや都市伝説?獣医師の長坂佳世先生のご意見は必読。インタビューは全部で3部作で成り立っていますが、特にこのブログが注目を浴びました。
第8位 食べ物を前にして唸る犬をどう思う?
飼い主がリーダーにならなければならないのか否か、について読者の皆さんの関心が高いのがわかります。愛犬の見せる行動、そして愛犬との関係性について真面目に考える風潮が近年広がってきているからかもしれません。第4位のブログ「散歩の時、愛犬に地面の匂いを嗅がせる派?それとも禁止する派?」も同様なテーマを扱っていました。
第9位 コロコロとスリム、二つのタイプのラブラドール・レトリーバー
「アシカの十羽ひと唐揚げ!」コーナーのブログから。ラブラドール・レトリーバーという世界でもっとも人気のある犬種には、実は2タイプ存在していた!?この事実を意外だと感じた人もいたのではないのでしょうか。それにしてもなぜ一犬種の中に違うタイプの犬が存在するのでしょう?
第10位 タンパク質と犬(1)
愛犬の手作り食を実行している人には、欠かせない栄養素の知識。ただしウェブで検索をしても、それほど具体的な説明をしているサイトというのはあまりないようです。そこで登場したのがアルシャー京子さんの「犬の栄養シリーズ」。その第一弾タンパク質については多くの嬉しい反響がありました。
**********
以上、犬曰くオープンから1年間のPV数ベスト10の記事紹介でした!皆さん、印象に残っていた記事はいくつありましたか?
今日から2年目に突入の『犬曰く』、犬たちのコトバを代弁すべくますます頑張ります。心に残る記事、有用だと感じた記事、考えさせられる記事などありましたら、犬友達や知り合いの方々にどんどん広めていっていただけると嬉しく思います。これからも応援よろしくお願いいたします!