犬研究最前線

犬を独りぼっちにしてはいけない、という動物ウェルフェアと科学的エビデンス

文:藤田りか子仕事だから、と犬を1日中家に置いてきぼりにする飼い主を見るにつけ、「こうなるとわかっていたでしょう?どうして犬を飼ったの?」とついなじりたく…【続きを読む】

犬の飼育放棄増加の裏にある賃貸住宅問題〜アメリカからの報告

文:尾形聡子犬が家族の一員として捉えられるようになっているにもかかわらず、残念なことに飼育放棄があとをたちません。コロナ禍の制約された生活を余儀なくされた…【続きを読む】

多くの犬に発症する失明に至る遺伝病、進行性網膜萎縮症(PRA)

文:尾形聡子今回、犬の進行性網膜萎縮症(PRA:progressive retinal atrophy)についての記事を書こうと思ったのは、日本でも人気犬…【続きを読む】

日本全国に広がる取り組み「わんわんパトロール」、その社会的な影響は?

文:尾形聡子皆さん、わんわんパトロールというボランティア活動が各地の自治体で行われていることはご存知ですか?そもそものきっかけは、2003年、東京の世田谷…【続きを読む】

デザイナードッグは純血種よりも健康?プードルハイブリッド犬に雑種強勢は認められるか

文:尾形聡子 デザイナードッグ流行のきっかけとなった、ラブラドゥードル。この200年ほどの間にたくさんの「犬種」が作出され、その弊害として犬種に発症する遺…【続きを読む】

犬の表情、実はオオカミよりも出せない現状

文:尾形聡子犬は人とのコミュニケーションをはかれる能力を備えた生物であることは、世界中で周知の事実です。それは、長年にわたり犬は人と共に暮らし、人が人為的…【続きを読む】

犬との交流が子どもに及ぼす影響〜オキシトシン分泌に変化はあるか?

文:尾形聡子犬と人の絆形成に大きな役割を持つとされるホルモン、オキシトシン。幸せホルモンとも呼ばれるオキシトシンは脊椎動物に広く保存され、繁殖、出産、授乳…【続きを読む】

唸り声からの犬の体のサイズ情報、人は推測できるもの?

文:尾形聡子犬に限らず多くの動物は声を使ってメッセージを送ったりコミュニケーションをとったりします。犬は家畜化により祖先のオオカミより多くの声のレパートリ…【続きを読む】

家庭犬のにおい検出に影響を与える要因は?

文:尾形聡子梅雨ごろから気になってくるのが、におい。温度や湿度が高くなると部屋のにおいや体臭など、冬の乾いた季節よりも強く感じやすくなるものです。そもそも…【続きを読む】

おもちゃで犬のエンリッチメントが向上すると思う?

文:藤田りか子今、犬のおもちゃは氾濫状態である。ペットショップに行ってその品揃えを見ればあきらか。過去にこれほどまで犬のおもちゃが豊かになった時代はなかっ…【続きを読む】

人のストレス感情のにおいにより、犬は悲観的傾向になるかもしれない

文:尾形聡子相手の感情状態を知ろうとするとき、人はその相手の表情や動き、あるいは喋り方や声のトーンなど、視覚あるいは聴覚から得られる情報を統合して判断して…【続きを読む】

スウェーデンの動物保護法と科学的エビデンス、犬の運動のニーズとそのウェルフェア

文:藤田りか子動物のウェルフェアとは、生かすか殺すかの選択を行うことではなく、動物がいかに気持ちよく生きていけるか、というところに議論の中心が置かれる。「…【続きを読む】

パピーブルーのこと、ご存知ですか?

文:尾形聡子子犬を迎えるときのワクワク感は特別なもの。期待や喜びで胸は高鳴り心は躍る、あの高揚した感情は一度経験すれば忘れがたいものです。しかしその一方で…【続きを読む】

ペットの犬とブタを比較、人への愛着行動に違いはあるか?

文:尾形聡子近年世界的にミニブタあるいはマイクロブタと呼ばれる、大きくならないタイプのブタがペットとして飼育されるようになっています。実際に飼っている人に…【続きを読む】

犬にパースペクティブ・テイキング能力はある?犬に心の理論が備わっているかを知るための新たな研究

文:尾形聡子犬をはじめとする人間以外の動物が「心の理論」を持つかどうかについての議論は、依然として続けられています。今回は、オーストリアのウィーン獣医大学…【続きを読む】