尾形聡子

子犬期の生育環境から受けた影響は、成犬になっても続いている

文:尾形聡子何かしらの凶悪事件が起こると、犯人の生い立ちが詳細に取り上げられるものです。複雑な家庭環境で育った、小さい頃に親から暴力を受けていた、育児放棄…【続きを読む】

犬がより健康に生きていくには?環境要因の影響を探る

文:尾形聡子愛犬に健康で元気に長生きしてほしい、飼い主ならば誰もがそう願うものです。現代の犬を襲う遺伝病という闇はあるものの、半世紀前と比べれば犬の寿命は…【続きを読む】

犬の飼い主が抱く罪悪感という苦しみ

文:尾形聡子「愛犬に対して罪悪感を抱いたことはありますか?」そう聞かれ、首を縦に振る人と横に振る人、どちらが多いと思いますか?カナダのペットのオンライン診…【続きを読む】

トレーニング中のディストラクション、犬の学習への影響

文:尾形聡子藤田りか子さんのトレーニングにまつわる記事によく登場する言葉、「ディストラクション(distraction)」。ディストラクションは「気を散ら…【続きを読む】

ドーベルマンの遺伝的多様性と遺伝病のリスク、系統による違い

文:尾形聡子日本ではジャーマン・シェパードにも劣らぬ人気のドイツ原産犬種、ドーベルマン。大型犬の飼育頭数は全体的に減少していますが、JKCへのドーベルマン…【続きを読む】

犬の性格形成に強く影響している要因は?

文:尾形聡子犬の性格は生まれ持った遺伝的な気質と環境との相互作用によって作られていることはよく知られるようになりましたが、性格の特性によって遺伝面が強く出…【続きを読む】

子犬の問題解決行動、オスとメスに違いはある?

文:尾形聡子新たに犬を迎えようとするとき、たいていオスにしようかメスにしようかと迷うものです。犬も人と同様に、オスの方が体がガッチリして大きくなるものです…【続きを読む】

短頭種の気道閉鎖症候群にはどんな病気のリスクが生ずるのか

文:尾形聡子2022年、ノルウェーでブルドッグとキャバリアの繁殖が違法だとされました。いずれの犬種も努力の甲斐なく健康の改善が見込めないため、そのような動…【続きを読む】

犬のカラダとココロのつながり〜アトピー性皮膚炎の場合

文:尾形聡子「病は気から」気持ちの持ち方で体の具合はよくも悪くもなるという意味合いを持つ言葉です。すべての病気が100%これに当てはまるわけではありません…【続きを読む】

子犬は人の恐怖や幸せを嗅ぎ分けられるのか?

文:尾形聡子人はコミュニケーションの際に視覚や聴覚に多くを頼る性質のため、化学的な信号となる「におい」を積極的に使用していません。しかし、においによるコミ…【続きを読む】

日本での、犬との生活と喘息発症との関係は?

文:尾形聡子犬の皮脂やふけ、唾液などには人のアレルギーの原因となるタンパク質があることが知られています。喘息のように、アレルギー反応により発作が起こる病気…【続きを読む】

犬曰く特別セミナー「犬にかかわるすべての人へ 知っておくべき犬の遺伝病最前線」レポート

文と写真:尾形聡子去る4月16日、鹿児島大学共同獣医学部の大和修教授を講師にお招きし、東京はお茶の水にて「犬にかかわるすべての人へ 知っておくべき犬の遺伝…【続きを読む】

犬が犬を咬む要因を探る〜チェコ共和国の研究より

文:尾形聡子 3年ぶりにコロナによる行動規制がなくなり、過ごしやすいこの陽気。愛犬と一緒に外に出かけることも増えているのではないでしょうか。そんなときに気…【続きを読む】

犬は何種類の感情を持っていると思いますか?

文:尾形聡子犬には感情がある。聞くまでもなく、犬と暮らした経験のある人はそう確信しているはずです。では同じくペットとして人気の猫はどうか、ウサギは、鳥は、…【続きを読む】

小型犬に多い膝蓋骨脱臼(パテラ)、日本での発症状況は?

文:尾形聡子バブルの頃、大型犬の人気が高まり問題になったのが股関節形成不全という病気でした。症状が重ければ歩くのもままならなくなるため、当時は大型犬の飼い…【続きを読む】