原因不明の脱毛症、アロペシアX(毛周期停止)のポメラニアンでの発症リスク要因 2025/2/8 ★有料記事犬研究最前線病気・遺伝病記事 尾形聡子 文:尾形聡子犬に発症する皮膚病というと膿皮症やアトピー性皮膚炎、細菌性皮膚炎などが一般的に知られていますが、脱毛症のひとつにアロペシアXという病気がありま…【続きを読む】
フレンチ・ブルドッグのココアの毛色はヘルマンスキー・パドラック症候群を引き起こすか? 2025/1/25 ★有料記事犬研究最前線病気・遺伝病記事 尾形聡子 文:尾形聡子犬の毛色はその個体における大きな特徴であり、また、犬の毛色に対する人の好みは犬種と同様に時代や流行に左右されます。犬種スタンダードにはその犬種…【続きを読む】
グレート・デーンの毛色、ハルクインとマールの関係が抱える問題 2025/1/9 犬研究最前線病気・遺伝病記事 尾形聡子 文:尾形聡子 マールカラーのグレート・デーン。ハルクインの黒斑よりも斑点は若干小さくなる。世界で最も大きな犬種のひとつ、ドイツ原産のグレート・デーン。現在…【続きを読む】
獣医療に光〜AIアルゴリズムによる犬の心雑音検出に成功 2024/12/5 犬研究最前線病気・遺伝病記事 尾形聡子 文:尾形聡子以前、「獣医療にもAIを〜短頭種のBOASの客観的診断に向けて」にて、デジタル聴診器を使って収集したデータを機械学習アルゴリズムを使用してAI…【続きを読む】
一見健康そうに見えるけれど〜高齢犬のフレイル予防に大切なこととは? 2024/11/30 ★有料記事犬研究最前線病気・遺伝病記事 尾形聡子 文:尾形聡子高齢になれば増えてくるのが病気というもの。少しでも健康寿命を長くし、生活の質(QOL)を維持できるように病気の発症を未然に防いだり、病気を重篤…【続きを読む】
E・コッカー・スパニエルの拡張型心筋症(DCM):タウリン欠乏の原因に迫る 2024/10/8 ★有料記事犬研究最前線病気・遺伝病記事食・健康 藤田りか子 文:藤田りか子拡張型心筋症(DCM)は多くのケースで特定の犬種で見られる心臓病だ。心筋が異常に拡大し筋肉が薄くなるため、心臓が血液を十分に送り出せなくなる…【続きを読む】
持ってこい遊びをする犬、後脚を鍛えよう! 2024/10/3 ★有料記事ドッグスポーツ病気・遺伝病記事 藤田りか子 文:藤田りか子アスレチックな犬と暮らしている方ならこの悩みはわかってくれるはず。我が犬の歩様がちょっとでも破行の兆候をみせたりすると「もしや...!」と肘…【続きを読む】
口唇裂・口蓋裂、犬にも発症する先天性疾患 2024/9/26 犬研究最前線病気・遺伝病記事 尾形聡子 文:尾形聡子人と犬は多くの同じ病気を発症します。進行性網膜萎縮症(PRA)、変性性脊髄症(DM)、拡張型心筋症(DCM)、先天性難聴など、これまで人と犬に…【続きを読む】
多くの犬に発症する失明に至る遺伝病、進行性網膜萎縮症(PRA) 2024/9/17 ★有料記事犬研究最前線病気・遺伝病記事 尾形聡子 文:尾形聡子今回、犬の進行性網膜萎縮症(PRA:progressive retinal atrophy)についての記事を書こうと思ったのは、日本でも人気犬…【続きを読む】
デザイナードッグは純血種よりも健康?プードルハイブリッド犬に雑種強勢は認められるか 2024/9/7 ★有料記事犬研究最前線犬種病気・遺伝病記事 尾形聡子 文:尾形聡子 デザイナードッグ流行のきっかけとなった、ラブラドゥードル。この200年ほどの間にたくさんの「犬種」が作出され、その弊害として犬種に発症する遺…【続きを読む】
睡眠時無呼吸症にかかりやすいのは短頭種だけではない、人用ネックバンドで検出 2024/7/4 犬研究最前線病気・遺伝病記事 尾形聡子 文:尾形聡子短頭種の犬は頭部が丸い形状をしているがゆえに、外鼻孔狭窄や軟口蓋過長、気管形成不全などいくつもの病気が合併して上部気道が閉塞する気道閉塞症候群…【続きを読む】
オス犬の去勢と行動変化との関係〜ドイツの研究より 2024/6/22 ★有料記事犬研究最前線病気・遺伝病記事 尾形聡子 文:尾形聡子現在、日本において犬の不妊化手術は一般的に行われています。もともとは望まれずに生まれてくる子犬の個体数を管理するためでしたが、手術の広まりを後…【続きを読む】
慢性的な痛みが犬にもたらすさまざまな心身への影響 2024/5/28 ★有料記事犬研究最前線病気・遺伝病記事 尾形聡子 文:尾形聡子痛みは生きていく上で大切な感覚です。強い痛みを感じれば自然と体が防御反応を示し、なるべく痛い場所を動かさないようにするものです。ただし、痛みの…【続きを読む】
雑種は本当に純血種よりも健康?一般的な疾患における生涯有病率の比較 2024/5/14 ★有料記事犬研究最前線病気・遺伝病記事 尾形聡子 文:尾形聡子日本にまだそれほど純血種の犬が多くなかったころ、雑種は体が強いとよく言われていたものです。私が小さかったときに近所にいた犬のほとんどは日本犬系…【続きを読む】
ラブを太りやすくさせる遺伝子変異、強い空腹感と消費カロリー低下の二重苦を引き起こす 2024/5/2 犬研究最前線病気・遺伝病記事 尾形聡子 文:尾形聡子太りすぎなのが体にとってよくないことは、誰もが知る事実。肥満は健康に悪影響を及ぼすだけでなく、犬の寿命を短くするおそれもあることが示されていま…【続きを読む】