病気・遺伝病

去勢済みのオスは肥満になりやすい!?デンマークの研究より犬の肥満のリスクファクターを探る

文:尾形聡子世界中を見わたしてみると、とりわけ先進国での犬の肥満率は高い状況が続いていて、ここ日本も例外ではありません。なぜ犬の肥満がよくないかは、人とま…【続きを読む】

近親交配がもたらす危険とゴールデン・レトリーバーのコホート研究

文:尾形聡子近親交配、いわゆるインブリーディングと呼ばれている血縁が近いもの同士の交配により誕生する個体は、健康面でさまざまな異常を持って生まれてくる危険…【続きを読む】

犬曰く2周年記念 ベスト・オブ・ザ・ベスト記事の紹介 その4

2019年8月6日をもって犬曰くブログサイト開設2周年を迎えました!ここまで歩み続けられたのも皆さんがご愛読くださっているおかげに他なりません。今月8月は…【続きを読む】

母親の年齢が生まれてくる子犬の性比に大きく影響~ジャーマン・シェパードの場合

文:尾形聡子オスとメス、二つの性がある生物の多くのその数は、だいたい半数ずつになっています。人も例にもれず、世界全体では多少男性の方が多いものの男女比はお…【続きを読む】

犬との水遊び、胃捻転に注意!

文:藤田りか子【Photo by Phil Sheard】暑い、暑い、蒸し暑い!犬たちもすっかりだれてかわいそう。ならば庭の散水ホースをシュワーッと愛犬に…【続きを読む】

愛犬のその興奮性、関節の過可動が原因になっているのかも?

文:尾形聡子過度に興奮したり、怖がったり、不安そうにしてみたり。犬がそのような行動をとるのは、遺伝的要因や生育環境におけるさまざまな原因が考えられます。ま…【続きを読む】

犬のキシリトール中毒、今アメリカで大増加!

文:藤田りか子【Photo by congerdesign Pixabay】キシリトール。「キシリ取る」と引っ掛けて「歯ぎしり」を治す薬か何かと正直思って…【続きを読む】

ノーリッチ・テリアとブルドッグ2犬種に見られる呼吸問題に影響する遺伝子変異が発見される

文:尾形聡子短頭種はマズルが短く頭部全体が丸いという特徴的な外見を持ちますが、それゆえに、気道閉鎖症候群(brachycephalic obstructi…【続きを読む】

望まれるヘアレスも望まれないヘアレスも遺伝子が決めている

文:尾形聡子 ヘアレスと被毛ありのディアハウンドたち。さまざまな見た目の特徴を持つ犬種が存在する中、ヘアレスであることが犬種の特徴とされているのは世界にた…【続きを読む】

聴覚や視覚に障がいを抱える犬に特徴的な行動とは?

文:尾形聡子遺伝的な原因により生まれつき聴覚や視覚に障がいを抱えている犬がいることは、みなさんもよくご存じと思います。聴覚や視覚の問題は、牧羊犬に多く見ら…【続きを読む】

スクリューテールと脊椎異常、人の遺伝性疾患との関連性

文:尾形聡子犬はさまざまな姿かたちを持つ生物です。犬種によっておおきく異なる外見は、遺伝子の突然変異によって引き起こされた見た目の変化に人が注目し、それを…【続きを読む】

ダックスの椎間板ヘルニア~不妊化手術と病気発症リスクとの関係

文:尾形聡子強い痛みを伴う病気、椎間板ヘルニア。ヘルニアの起こる場所によっては麻痺症状があらわれることもあり、運動失調をおこしたり排尿のコントロールができ…【続きを読む】

犬の寿命とテロメア

文:尾形聡子愛犬に元気に長生きして欲しいと願うのは犬と暮らす人の常。しかし加齢とともに細胞は刻一刻と老化していきます。『テロメア』と呼ばれる、染色体の端に…【続きを読む】

ホワイト・ドーベルマンとアルビノ犬研究

文:尾形聡子日の光にたいして眩しそうに目を細めるホワイト・ドーベルマン。生物が生きていく上で大切な情報が刻まれている DNA は、さまざまな刺激により高い…【続きを読む】

脂肪腫になりやすい犬のタイプは?

文:尾形聡子歳をとった犬に現れることの多い、脂肪腫(リポーマ)。脂肪腫とは脂肪細胞が過剰に増殖してつくられる組織塊で、皮膚の表面(表皮)、その内側の真皮の…【続きを読む】