芸を教える場所じゃない、スウェーデンのパピー教室 その1

文と写真:藤田りか子

【photo by Paulito b

筆者の住む国スウェーデンではブリーダーからパピーを迎えてしばらくしたら大抵の人はパピー教室に通うものだ。パピー教室という存在を知らなくとも、こちらではブリーダーが「行きなさい」と勧めてくれる。子犬がいよいよ自分の腕の中に渡されるとき、ブリーダーはパピー教室についてのパンフレットも、パピーキットの中に忍ばせておいてくれる。ブリーダーから子犬を得る習慣があるというのは、この点でもすごくいいことだと思う。特に犬飼いの初心者にとって、ブリーダーからの情報は宝である。

パピー教室の頻度はだいたい週に1度、期間は1〜2ヶ月。ただし、教室に通ったからといって人の言うことをなんでも聞く犬になるわけではない。ではパピー教室のメリットとは何?筆者の経験からパピー教室についてよかった点を以下にまとめてみた。

1. 子犬は人と一緒にいることの楽しさを覚えてくれる。

スウェーデンのパピー教室はパピー・パーティをする場ではないと以前述べた(こちらの記事)。それよりも、飼い主といることの楽しさを覚えてもらうところである。楽しいと思えば、子犬は強要されなくとも自然に我々と強い絆を作ろうとする。そう、パピー教室はおすわり、ふせ、の芸を教える場所ではない。どうしたら「ママって面白いね!」を子犬に刷り込めるのかを伝授してくれるところ。私がアシカと一緒に参加した時に行ったお皿ゲームをここに示そう。

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