文:尾形聡子

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飼い主の多くが、愛犬を失ったあとに繰り返し考えてしまうことがあります。
「あのときの自分の判断は正しかったのだろうか」
もう少し様子を見るべきだったか、それとももっと早く決断すべきだったか。長いこと苦しませてしまったのではないか、あるいは助けられたのではないか…。
先日の北條美紀さんの記事では、ペットロスによる悲嘆がヒトの死別と同様に深刻なものであること、そしてそれにもかかわらず、社会の中では正当な悲嘆として扱われにくい現状について、臨床心理士としての立場から丁寧に解説されていました。
では、そのような状況の中で、私たちが抱えがちなこの「後悔の念」はどこから生まれてくるのでしょうか。
近年、ペットロスに関する研究は、

