幼児がいる家庭、犬を迎えてもいいと思う?

文と写真:藤田りか子

【Illustration by Carmera Alvarado

小さな子供がいる家庭に子犬を売ることを躊躇する、あるいは拒否するブリーダーは、スウェーデン(筆者の住む国)では決して少なくない。その一番の理由は、子供が小さいと親が世話にかかりっきりになり、子犬のしつけや世話がおろそかになるから。さらに幼児と子犬は必ずしもうまく折り合えるわけではないから。もちろんいっしょに生活を共にしながら成長をする、というのはお互いにとってもそして親にとっても多くを学べる素晴らしい機会ではある。が、それには大人の監視が常に必要だ。さもないと悲劇にもなりかねない(犬が幼児を咬むなど)。事実、私自身も乳児がいる人には、犬飼いをあまりススメない派でもある。

しかし例外もある。ここにお話するのは、小さな子供がいるにもかかわらず敢えて犬を迎え入れたスウェーデンのお母さんたちのケースだ。いずれも上手に犬&子供と暮らしている。どのように彼らが時間をやりくりしているのか、みなさんも参考にされたい。

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