地球は丸い、チワワのアタマも丸かった

文と写真:藤田りか子

チワワのユニークさというのはもちろんその小ささがではあるが、もうひとつ忘れてはならない特徴がある。チワワとくれば、そうアップル・ヘッド。すなわちその頭部のことだ。犬種標準書を見るとそこには「スカルは充分な丸みを持ったアップル・ヘッド状で…」と記載がある。FCIスタンダードには「チワワの特徴としては非常に大事」とも記されている。

とはいっても、ブリーダーやチワワに詳しい熱狂的な愛好家ではないかぎり、チワワの頭部のどこがどう一体“アップル”なのかやや分りづらいのではないかと思う。

「チワワがアップル・ヘッドなら、パグだってアップル頭っていってもいいのじゃないかしら?」

とも解釈したくなる。でもそれも微妙に違うのだ。

チワワのブリーダーの中にはミニチュア・ピンシャーのブリーディングも手がけていたという人がよくいるのだが、確かにスムースコートのチワワとミニチュア・ピンシャーはなんとなく似ているから2種に同時に惹かれるのは無理もない。しかしこの似たもの同士ですら、頭部を比べてみると違いがある。ミニピンの頭頂部はフラット。チワワはというとドーム型になっている。顔は丸く、といわれているパグと比べても、

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