ブルブルの科学〜神経メカニズムがついに明らかに

文:尾形聡子


[photo byEve from Unsplash]

全身が毛に覆われている動物たちは体を器用に左右に振って、体についた水分やゴミなどを取り除く動作をします。いわゆる「ブルブル」ですが、ブルブルの行動はどんな動物であっても英語で「Wet Dog Shake」と呼ばれています。

ブルブルは有毛哺乳類に広く観察される進化的に保存された行動で、これまでにそのメカニズムを解明しようと数々の研究が行われています。以前、以下の記事で紹介した研究では、体の大きさや皮膚のたるみ方によってブルブルのスピードが異なり、それぞれの個体がなるべくエネルギーを消耗しないよう上手にブルブル速度をコントロールしていることが示されています。

https://inuiwaku.net/8415/

上の記事で紹介した映像が個人的にすごく好きなので、今回もこちらに。さまざまな動物たちがいかに器用にブルブルしているかがよくわかります。

さて、このブルブルですが、何かしらの体性感覚が関係しているはずであるものの、その行動を誘発する根底にある神経生物学的なメカニズムについてはよくわかっていませんでした。それをついに突き止めた、

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