“アラート!”と言うべきか言わざるべきか?〜ノーズワーク NW2攻略法 その3

文と写真と動画:藤田りか子


昨日、やっとミミチャンがノーズワーク競技会においてNW2の3枚目のディプロマを獲得した(おまけに総合で2位に入賞!)。NW2とはビギナー部門であるNW1に続く次のレベルのクラスだ。晴れて彼女はNW2のタイトルも獲得。一つのクラスを卒業するたびに、スウェーデンケネルクラブは、タイトルをくれるのだ。そして次のクラスNW3でも競うことができる。アシカ(ミミチャンの母犬)についで2頭目のNW2卒業犬であり、ハンドラーとしても誇らしい。

NW2のディプロマは最初の2枚はアシカもミミチャンもスイスイと獲得した。しかし最後の3枚目をゲットする段となり、こちらも「あと一枚!」と気張ってしまうのか苦戦をした。アシカの場合は4戦目にして成功したものの、ミミチャンとの場合は今回の7戦目にして達成。犬のトレーニングが至らなかったのもかもしれないが、人の心理は犬のハンドリングにこうまでも影響を与える、を見せつけられた。

前回からしばらく時間が経ってしまったが第3回目のNW2攻略法を紹介しよう。最後の一枚をゲットする「焦りと苦戦」の中で学んだことをみなさんにシェアしたい。日本でもスウェーデンのノーズワークジャッジによる公式競技会が昨年の11月から開催されるようになった。今年2月には2つも競技会が行われ、すでにNW1のディプロマを2枚獲得した人もいる。つまりNW2はもう目の前!来るべきNW2に備えてどんなことを気をつけるべきなのかの参考にもなると思う。もちろんNW1の人にも役立つ情報だ。

最初から弱気にならないように!

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