おもちゃに興味のない犬へのアプローチ法:ご褒美のバリエーションを広げるために

文と写真:藤田りか子

ご褒美がマンネリ化すると、犬の作業へのモチベーションが落ちる。そう、ご褒美のマンネリ化はトレーニングの敵だと以前にもブログに綴ったことがある。

https://inuiwaku.net/?p=22379

https://inuiwaku.net/?p=10132

飼い主さんに「ご褒美に何をあげている?」と聞くと、たいていは「おもちゃ派」と「トリーツ派」に分かれるものだ。おもちゃが好きな犬はトリーツに興味なし、またその反対もしかり。しかしできることなら「おもちゃもトリーツもどちらも好き!」と犬が思ってくれる方がいい。好きなものが多ければ、それだけご褒美のバリエーションも増える。楽しみだって増える。ならばどちらも好きにさせるっていうのも一案じゃないか?

「でも、ホントうちの子ぜんぜんおもちゃに興味ないんですー」

とすぐに思った人、いやいや決して不可能ではありませんよ、興味のないものを好きにさせるというのは。そこで、ここではよくありがちな「おもちゃに無関心な犬」を対象に、どうやっておもちゃぞっこんにさせるかのアプローチを記したい。

まずは実験!

用意するもの

【こちらは有料記事です】

続きを読むにはして下さい。

ご購読いただくと続きをご覧いただけます。

今すぐ会員登録して続きを読む