犬研究最前線

飼い主の満足度調査、オス犬の去勢のその後

文:尾形聡子飼い犬の不妊化手術をすることがこれほどまでに「習慣」となってきたのはいったいいつ頃からでしょうか。実際に保護される犬が減っているのかどうかは別…【続きを読む】

セラビー犬は仕事で落ち着く?生理学的ストレス研究より

文:尾形聡子動物介在療法のひとつとして知られるドッグセラピーは、いまや世界中の医療現場、リハビリや介護の施設などにおいて取り入れられており、ここ日本でもそ…【続きを読む】

練習と本番で行動が異なる?!職業探知犬とノーズワーク犬の研究から

文と動画:藤田りか子ノーズワーク犬(左)と職業探知犬(右)。この2種の嗅覚探知犬についてサーチ中の行動の研究が行われた。Photo by marycoll…【続きを読む】

犬のインパルス・コントロール、うまいへたは遺伝か学習か?

文:尾形聡子犬のさまざまな特徴や性質は、遺伝しやすいものとそうではないものとがあります。たとえば病気では、単一遺伝子病のように100%遺伝するものから、環…【続きを読む】

ホースを使った水まき時には、やけどに注意!

文:尾形聡子 真夏ももうすぐそこまでやってきています。今年の夏は猛暑との予報で、いったいどんな暑さが続くのかと思うとうんざりしてしまうものですよね。夏とい…【続きを読む】

新しい茶色の毛色遺伝子「ココア」、フレンチ・ブルドッグにて発見される

文:尾形聡子ココアっぽい毛色を持つフレンチ・ブルドッグ。  毛色は犬の表現型を多様にする遺伝形質のひとつ。その中でも犬の毛色を黒から茶にする遺伝子が同定さ…【続きを読む】

恐怖の遺伝的原因に迫る~怖がりなグレート・デーンの研究より

文:尾形聡子数か月前、グレート・デーンが乳児を咬んで死亡させてしまったという痛ましい事故が起きました。残念ながらこのような大型犬による咬傷事故は、日本だけ…【続きを読む】

犬の思春期の行動変化、初めて実証される

文:尾形聡子ゴードンセターの若犬。「これまでは何でも素直に聞いていたのに、どうして突然無視するようになっちゃったの?」飼い主に反抗的な行動をとるのは犬の思…【続きを読む】

絶滅危惧犬種スペイン・マヨルカ島のポインター、Majorcan Ca Mè dog

文:尾形聡子島という地形はまわりを海に囲まれ大陸から隔絶された環境のため、動植物が独自の進化を遂げたり、特有の固有種が生息していたりする、ユニークな生態系…【続きを読む】

犬の長寿遺伝解明への一歩が踏み出される

文:尾形聡子人よりもずっと短い寿命の犬たち。そんな犬と暮らす私たちは「この子はいったいどのくらいまで生きてくれるのかな」と考えることが一度ならずあるはずで…【続きを読む】

サルデーニャ島に移り住んだ人々と歴史を共にしてきた犬、Fonni’s Dog

文:尾形聡子世界的な長寿の島として知られているイタリアのサルデーニャ島。シチリア島に次いで地中海で2番目に大きいこの島は、イタリア半島の西側に位置していま…【続きを読む】

犬の視線がもっとも注がれているのは、人のどのパーツ?

文:尾形聡子犬は人と言語を介して意思疎通をはかることができません。けれども犬は人の発する短い単語は理解しており、微妙な違いまで聞き取れていることは先日紹介…【続きを読む】

犬の行動に影響する、遺伝子環境相互作用

文:尾形聡子「kennel-dog syndrome」という言葉、みなさん聞いたことがありますか?kennel-dog syndromeとは、犬が空間的お…【続きを読む】

犬は単語の微妙な違いを認識できている

文:尾形聡子私たちは犬と「単語」を介してさまざまなコミュニケーションをとることができます。代表的なものとして「オスワリ」や「オイデ」などが挙げられます。単…【続きを読む】

飼い主の性格が関係?犬の攻撃性

文:尾形聡子飼い主にとって悩ましい問題のひとつ、犬の攻撃性。攻撃性の強い犬は人やほかの犬に危害を及ぼす可能性が高いため、犬と飼い主の日々の暮らしの質を低下…【続きを読む】