尾形聡子

犬同士の遊びの盛り上がりには、飼い主の…?が関係

文:尾形聡子「遊び」はさまざまな動物種に観察される行動です。通常それは同種間によって行われるもので、捕食・反捕食にまつわる運動能力、社会的なスキル・絆、認…【続きを読む】

社会化期初期:環境強い犬になるための、はじめの一歩

文:尾形聡子環境強い犬は、幸せな犬。これは『スポーツとしてのノーズワークで「環境強い犬」に育てる!』の中での藤田りか子さんの言葉です。環境に強い、すなわち…【続きを読む】

犬の順応力を信じて!

文と写真:尾形聡子コロナに翻弄されながらの暮らしは気づけば1ヶ月、そしてまた1ヶ月と瞬く間に過ぎ去っていった。いつしか季節が一巡し、早いものでタロウがこの…【続きを読む】

飼い主の性格は犬の問題行動改善に影響を及ぼすか?

文:尾形聡子犬の性格や行動は、当然のことながら、犬種、性別、年齢など犬自身のステータスによって異なる傾向にあります。また、飼い主の性格や犬との愛着関係など…【続きを読む】

人と行動を同期させる犬の能力〜子どもに対する場合は?

文:尾形聡子子犬も赤ちゃんも成長していく中で、少しずつ社会的認知能力を発達させていきます。これまでの研究から、犬には指差しや視線の追従、他者の模倣、社会的…【続きを読む】

子犬を迎える前に考えておくべきこと〜科学的知見より

文:尾形聡子今年、犬曰くでは「子犬曰く」という新たなカテゴリーを設け、連載を開始することになりました。これまでにも子犬を題材とした記事を公開してきましたが…【続きを読む】

捕食者に対する遺伝子記憶は犬にあるのか?

文:尾形聡子「クモ恐怖症」という言葉を聞いたことがありますか?クモにまつわる嫌な経験をしたことがないにもかかわらずクモに異常なまでの恐怖心を抱く人がいます…【続きを読む】

自分の命は二の次?コロナ対応に影響する犬の存在

文:尾形聡子新型コロナウイルスの流行開始から1年が経つものの世界的に収束が見えてこない中、ここ日本も第3波の真っ只中に置かれています。これまでの感染ピーク…【続きを読む】

タロウ亡き後も続く、道すがらの交流

文と写真:尾形聡子「あれ?もう片方はどうしたの?」と初老の男性に初めて声をかけられたのは、タロウとお別れした後、すぐの頃だったと記憶している。なんともファ…【続きを読む】

犬の家畜化に新説!きっかけは、極寒の時期のある食べ物にあった

文:尾形聡子人類史上初の家畜動物、犬。家畜化の始まりは人類が狩猟採集をしていたころ、少なくとも15,000年前またはそれ以前のことといわれています。遺伝学…【続きを読む】

遺伝子変異だけじゃない、多様な犬の進化に影響するエピジェネティクス

文:尾形聡子遺伝子の変異が犬の多様性(見た目や行動特性など)を作り出したり、病気の原因になったりすることには、これまで何度も犬曰くの記事の中で触れてきまし…【続きを読む】

犬と人、顔に対する脳処理のしかたの違いは?

文:尾形聡子私たち人間にとって、相手がどのような顔や表情をしているかという情報はとても重要なシグナルです。外部情報のほとんどを視覚から得ているため、他者と…【続きを読む】

スパニッシュ・ウォーター・ドッグの故郷を訪ねて:ゆる〜り下町 スペイン山奥編

文と写真:尾形聡子アンダルシア地方カディスにある街のひとつ、ウブリケ。山間に白い壁の家がひしめき合うようにして建ち並んでいる。今回発売となったムック「Sh…【続きを読む】

9.11米同時多発テロに従事した捜索救助犬たちのその後〜PTSDは見られたのか?

文:尾形聡子あれから19年。2001年に起きたアメリカ同時多発テロのあの惨劇を忘れられる人などいないでしょう。テレビに映し出されていた様子が現実のものとは…【続きを読む】

アトピー性皮膚炎と食餌の関係、生食それともドライフード?

文:尾形聡子 スタッフォードシャー・ブル・テリアの子犬たちのご飯タイム。みんな食べるのに必死。アトピー性皮膚炎は犬にもっとも頻繁に発症する皮膚病といわれて…【続きを読む】