病気・遺伝病

するかしないか、するならいつか?不妊化手術と病気の関係

文:尾形聡子 いまや日本では、家庭犬に不妊化手術をするのは珍しいことではなくなっています。不妊化手術は個体数の管理をする上で有効な手段のため、保護…【続きを読む】

虐待繁殖について考える (3)

文と写真:アルシャー京子 「ペットを繁殖のために選び出す者は、その動物の子孫および母親である動物の健康と福祉(ウェルフェア)を脅かすような解剖学的・生…【続きを読む】

虐待繁殖について考える (2)

文と写真:アルシャー京子 「虐待」という言葉を聞くとただ暴力を振るって動物を痛めつけることばかりがイメージに浮かぶが、それよりも深刻なのはヒトの無知…【続きを読む】

やはり繁殖は大事~イングリッシュ・セターの先天性難聴に関する研究より

文:尾形聡子 犬の聴覚の状態についてふだん話題にすることはそれほど多くないものです。しかし、生まれながらにして聴覚が不自由な犬たちが存在している現…【続きを読む】

虐待繁殖について考える (1)

文と写真:アルシャー京子 イエイヌの原型を留めるプリミティブ・ドッグのディンゴ。この形から犬はヒトの手によって多様に変化を遂げた。 かれこれ1万年以…【続きを読む】

繁殖衛生という概念

文と写真:アルシャー京子 大型犬だから寿命は短くても仕方がないのか? 犬を含む家畜の繁殖には、「繁殖衛生」という概念がある。 この言葉は、そもそも…【続きを読む】

犬の股関節形成不全症 根絶への各国の取り組み (2)

文と写真:アルシャー京子 誰しも疾患を持った犬を飼いたいと思うものなどいないはずだ。あらかじめ疾患を持っている犬の里親募集などでない限り、これから迎…【続きを読む】

犬の股関節形成不全症 根絶への各国の取り組み (1)

文と写真:アルシャー京子 股関節形成不全が発症しやすい犬種、ラブラドールとゴールデンのレトリーバー系。 犬を飼っている人なら一度は聞いたことがある…【続きを読む】

愛犬のその震え、原因は分かっていますか?

文:尾形聡子 ようやく過ごしやすい気候になったと思っても、気持ちのいい秋の季節はあっという間に過ぎ去ってしまうものです。極度に寒がりな愛犬と暮らす…【続きを読む】

犬にはびこる心疾患「DCM」- 心疾患シリーズ その1

文と写真:アルシャー京子 DCMに罹患し突然死を迎えた友人のドーベルマン。2歳半で診断され、発症してこの世を去るまで、それでも4年間飼い主との楽しい時間…【続きを読む】

去勢済みのオスは肥満になりやすい!?デンマークの研究より犬の肥満のリスクファクターを探る

文:尾形聡子 世界中を見わたしてみると、とりわけ先進国での犬の肥満率は高い状況が続いていて、ここ日本も例外ではありません。なぜ犬の肥満がよくないかは…【続きを読む】

近親交配がもたらす危険とゴールデン・レトリーバーのコホート研究

文:尾形聡子 近親交配、いわゆるインブリーディングと呼ばれている血縁が近いもの同士の交配により誕生する個体は、健康面でさまざまな異常を持って生まれて…【続きを読む】

犬曰く2周年記念 ベスト・オブ・ザ・ベスト記事の紹介 その4

2019年8月6日をもって犬曰くブログサイト開設2周年を迎えました!ここまで歩み続けられたのも皆さんがご愛読くださっているおかげに他なりません。今月8…【続きを読む】

母親の年齢が生まれてくる子犬の性比に大きく影響~ジャーマン・シェパードの場合

文:尾形聡子 オスとメス、二つの性がある生物の多くのその数は、だいたい半数ずつになっています。人も例にもれず、世界全体では多少男性の方が多いものの…【続きを読む】

犬との水遊び、胃捻転に注意!

文:藤田りか子 【Photo by Phil Sheard】 暑い、暑い、蒸し暑い!犬たちもすっかりだれてかわいそう。ならば庭の散水ホースをシュワーッ…【続きを読む】