文：尾形聡子
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前回の記事、「身体版レジリエンス、「ロバスト性」を左右するもの〜ご長寿ロットワイラーが示した意外な要因」で紹介した研究では、「ロバスト性（身体版レジリエンス）」という視点から、老年期にも体のしなやかさを保つ犬たちの共通点を探ったものでした。その結果、性ホルモンに長くさらされていた犬ほど、加齢による衰えに強い、「ロバスト性の高いからだ」を保っていたことが示されました。
今回紹介するのは、同じ研究チームがさらに一歩踏み込み、「なぜ性ホルモンの影響が老年期のしなやかさにつながるのか？」を探った続編のような研究です。カギになるのは、
