文:尾形聡子

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「あれ、うちの子なんだか歯の本数が多いような…?」
乳歯が抜けないまま永久歯が生えてくることを乳歯遺残(いざん)と言います。通常は生後半年ほどで乳歯がすべて抜けて永久歯が生え揃っていきますが、その時期を過ぎても乳歯が抜けずに残るため、歯の本数が本来の永久歯の数(42本)よりも多い状態になってしまいます。乳歯が残る本数や場所は、症例によってまちまちです。
乳歯遺残では歯が重なって生えてきたり、永久歯が生えてこられない状態になったりするため、不正咬合(かみ合わせが悪くなる)を起こしたり、口腔内の怪我、歯周病のリスクが高まるなど、口腔の健康維持に悪影響を及ぼすことがわかっています。口腔内の健康度が低下すると、日々のごはんを食べることはもちろん、おもちゃなどをくわえたり、引っ張ったり、運んだりするようなことがしづらくなったり、万年、口の中が傷つきやすい状態になっているかもしれません。口腔内の健康が重要なのは、生活の質の低下にもつながってくるためです。
口腔内の健康を保つには日頃の歯磨きが大切であることは、これまで犬曰くにてお伝えしてきましたが(文末の関連記事をご覧ください)、歯並びが悪ければ


