獣医師が痛がりだと考える犬種は本当に痛がりか?を検証

文:尾形聡子


[photo from Adobe Stock] 小型の愛玩犬は痛みに弱いようなイメージが…?

人によって痛みの感じ方が違うように、犬にも感じ方には個体差があり、さらには犬種差もあるのではないかと広く考えられています。犬の痛みの感じ方を客観的に評価するのは難しいことですが、日頃さまざまな犬と関わっている獣医師であれば、一般の人々よりも犬種による痛がり方の違いを肌で感じているかもしれません。

2020年、アメリカのノースカロライナ大学とデューク大学の研究者たちは、一般市民と獣医師に対して犬の痛みについて大規模なアンケート調査を行いました。詳細は以下の記事をご覧いただくとして、参加した人のほとんどが痛がり方には犬種差があると考えていましたが、一般市民と獣医師とでは、痛がりだと考える犬種に大きな違いがありました。

https://inuiwaku.net/27033/

一般の人々は体が小さい犬種の方が痛がりで、皮膚の厚そうな闘犬種や番犬などは痛みに強いと考える傾向にありましたが、獣医師の考えでは、

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