文と写真:藤田りか子
我が家のビビり犬、ミミチャンが先日とうとうノーズワーク競技会のデビューを果たした。1歳4ヶ月。デビュー戦は単一科目(インテリアx4サーチ)の競技会。100点満点を取り、準優勝。その翌週には2日続けて全科目サーチの競技会に参加。初日は優勝。次の日は準優勝。もちろんどちらも4サーチ全問正解だ。ミミチャンの快進撃、そりゃ、ハンドラーとしては天にも昇るほど誇らしい。
競技会に出る=ビビりを克服できるチャンス
しかし競技会にミミチャンと出る、というのは単に競うだけが目的ではない。これはいわば彼女のビビりを克服させるための手段でもある。以前、ジャパンノーズワークスポーツクラブ開催のオンラインセミナー「ビビりを克服するためのノーズワーク」というお題の中でも話したが、競技会に出るためには、ただの「おうちアクティビティ」としてノーズワークをやるのとは異なり、さまざまな障害をクリアしていかなければならない。だから競技会という目標を持てば、ビビり犬をより環境強い犬に仕立てあげることができる。
まず