文と写真:藤田りか子
共同ブリーディングという形をとり
我が愛犬ラブラドール・レトリーバーのアシカに子孫を残してもらいたいと思い、ブリーディングを決意した。決意に至るにあたって、健全性をチェックしたりドッグスポーツ競技会にてタイトルや結果を残したり、さらにはお婿さん探しなど入念な準備期間があったのだが、その詳細は他の記事にも記しているので、ここでは省く。ブリーディングに関しては全くの初心者だが、アシカのブリーダーであるSさんと組んで共同ブリーディングという形を取ることにした。
次の発情期で交配を!と決心したのが昨年。アシカは今年4歳、初産としてはほぼギリギリの歳でもある。何がなんでも次のヒートで妊娠をしてほしい。ただしヒートが来たとしても交配に適切なタイミングはいつなのか、よくわかっていなかった。いろいろ人に聞いて回った。本も読んでみた。だが聞いたり