
アシカの初めてのフィールドでのパッシブ・トレーニング。向こうで他の犬たちが働いている間、落ち着いていることが大事。上手に落ち着き行動ができたら、即家に帰る。そう、このトレーニングでアシカは一切回収を任されることはない。
ステディネス・トレーニングというものを聞いたことがあるだろうか?家庭犬であれ、競技に参加するスポーツドッグであれ、とても大事なコンセプトだ。スウェーデンのパピークラスや家庭犬教室でもまずは、一番最初に習う技能でもある。英語ではSteadiness training ともいうのだが、スウェーデン語では「受け身(パッシブ)」のトレーニングという。なので、そのままスウェーデン語を英語にして使ってみた。受け身といっても柔道のことではない。
このコンセプトはレトリーバーのフィールド競技を目指すものにとっても非常に大事だ。レトリーバーのフィールド競技とは、落ちた鳥を回収する狩猟犬スポーツ。アクティブな部分ばかりが目立つスポーツだが、フィールドで働くレトリーバーにとって、パッシブでいる、という能力ぐらい大事なものはない。のみならず、家庭犬にとっても、都会という社会の制約が多い場所で過ごす犬にとっては、やはり重要な能力だ。
フィールドスポーツの中で「パッシブ」というのは「コマンドが出るまで落ち着いて待っていることができる」ということ。何故これがそんなに大事なのか、詳細を記すとキリがないのだが、簡単に言うと以下の通り。



