アシカのパッシブ・トレーニングその後

文と写真:藤田りか子

レトリーバーにとって、他の犬たちが働いている間も興奮することなく落ち着いてハンドラーの側に座って待っている、という技は何にもまして大事、というのは先日「パッシブ・トレーニング」でお話しした通りだ。アシカが割合「ピーピー」鼻を鳴らしやすい、という傾向を見せていたので、すでに幼い頃からこのトレーニングに力を入れてきた。その甲斐あって、友人宅へお呼ばれされてもドッグショーのような人混みに出ても、アクティビティ・レベルをオフ状態にして足元で「じっと待つ」という程度のマナーなら一通りこなせるようになった。それにしても、狩猟で活躍できるレトリーバーを育てるということは、家庭犬としても一緒に住みやすい犬を作る、ということだとつくづく…。

以下の2枚の写真は夏の間に行ったパッシブトレーニング様子だ。こんな環境でやる、というコツを掴まれたい。

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