文:藤田りか子
「フーパーズとは?」をオンラインで!
犬曰くでは、これまでに何度か紹介してきたフーパーズ。フープ、トンネル、そしてバレルやゲートといったシンプルな障害物をいくつも組み合わせてコースを作り、その中を犬がハンドラーの遠隔指示で駆け抜けていく。一見アジリティのようにも見えるが、ジャンプはなく、急なターンもない。「人のエゴで体に負担をかけない!」をモットーにした、犬思いの新しいドッグスポーツである。
ヨーロッパでは、ジャンプを控える必要のあるアジリティ引退犬や、関節への負担を避けたいシニア犬の間でも大変人気が高く、ハードな動きに不安を抱えた犬たちが再び自信を持ってコースに挑戦できる場として注目されている。年齢を問わず楽しめ、ノーズワークに並ぶ「生涯スポーツ」としての可能性を秘めているのが、フーパーズなのだ。
スウェーデンでは、つい最近ケネルクラブ公認のドッグスポーツとなり、公式競技会もまもなく開催される予定だ。デンマークやドイツでは、すでに5年前から公認スポーツとして定着している。イギリス、フランス、イタリアでも、ケネルクラブの傘下には属していないものの、独自のクラブが存在し、世界大会にも参加している。フーパーズの競技人口は多く、レベルも非常に高い。
さて、日本もそろそろフーパーズの世界に仲間入りする時が来ているのではないだろうか。
フーパーズがどのようなスポーツで、どのようなルールがあるのかに興味のある方へ、耳寄りな情報をお届けしたい。スウェーデン・フーパーズクラブのジャッジであり、同クラブの教育委員およびジャッジ委員を務めるピッレ・アンデションさんによるオンラインセミナーを8月11日に開催する。さらに12月15日には対面セミナーも予定されている。
このピッレ・アンデションさん、実はスウェーデンにノーズワークを導入した立役者でもある。ジャッジやインストラクターとして、これまでに何度も来日しており、日本のドッグトレーニング界にも深く関わっている人物だ。
オンラインセミナー詳細
日時:2025年8月11日(月・祝)19:00〜21:00
受講料:4,000円
見逃し配信:あり(2週間)
講師:ピッレ・アンデション(スウェーデンフーパーズクラブ ジャッジ・教育委員)
通訳:藤田りか子
主催:TOMOドッグスクール
▼申し込みフォームはこちら↓(Instagramをご利用の方はプロフィール欄のリンクからもアクセス可能)
https://forms.gle/NCfzggCeYaygqicQA
フーパーズってこんなスポーツ!
以下の動画を参照に!とっても楽しいスポーツであることがわかると思う。
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