若犬と暮らす上で大事なこと:好奇心の芽を摘まないで!

文と写真と動画:藤田りか子

我が愛犬アシカの娘、ミミチャンは今や10ヶ月齢!いやはや大きくなったものだ。3 〜5ヶ月齢の頃に比べるとだいぶ「大人らしく」なってきたものの、決して「大人しく」はない。やはりまだまだはっちゃけの日々を送っている。確かにこの時期の若犬は「いたずら盛り」。手を焼かせる。

散歩で十分な運動を与えていても、居間でリモコンをかじったり、壁をひっかいたり、カーペットをひっかきまわしたり。彼女のお気に入りは薪ストーブに使う薪だ。台所の隅に積まれているのだが、それをひとつひとつ自分のベッドに運んでは齧る。薪なら別に齧られても困るものではないので、我が家ではそのままにしている。おかげで居間と寝室のそこらじゅうに木の破片が散らかっている。人目線では確かに「いたずら」であるが、犬目線からしたらこれらの行為は「必然」なのである。それは何を意味するのか?

10ヶ月齢のミミチャン。薪を寝床に持ってきてはガリガリ!

成長に必要な探検と探索

子犬や若犬とって、日々そのものが「探検」と「探索」の連続となる。周りにあるものを

【こちらは有料記事です】

続きを読むにはして下さい。

ご購読いただくと続きをご覧いただけます。

今すぐ会員登録して続きを読む