文:尾形聡子
[photo by Tambako The Jaguar]
日々の暮らしを通じて人と犬の間には独自の絆がつくられていきます。とりわけ、犬にとって飼い主が特別な存在であるのは言うまでもないことです。とはいえ時に、自分には目もくれずに愛犬がほかの人に強く興味を示すことがあります。そんな姿を見て“私のこと本当に好きなのかしら・・・”と、なんとなく自信を失ってしまったり、少し寂しい思いをしてしまったことのある方もいることでしょう。そもそも犬はどんな状況でも常に飼い主との接触を最優先にしたいと思っているものなのでしょうか?
アメリカの研究者らが『Journal of the Experimental Analysis of Behavior』に発表した研究によりますと、犬が飼い主との交流を求める度合いは、その時の状況に左右されそうだということです。
実験には