行動・生態

動的平衡と、犬と人

文:尾形聡子 動的平衡という言葉、日常会話にでてくることは滅多にないのではないかと思います。かくいう私も、青山学院大学の福岡伸一教授の『動的平衡 生…【続きを読む】

Grrrrrr!唸り声で犬のサイズを当てる

文と写真:藤田りか子「君は僕よりうんと小さいし、唸り声もたいしたことなさそうだけど、僕は撤退するよ」とコーギー(左)の唸りに対して、焦げ茶色の犬(右)の対…【続きを読む】

犬の権利 ―外でおしっこする― は守られるべきなのか?

文と写真:五十嵐廣幸 犬が歩みを止めて地面に釘付けになる。私たち人間には気がつかないなにかを見つけたのだ。黒く湿った鼻を地面に近づかせて情報を収集中…【続きを読む】

オス犬のマーキング管理とインパルス・コントロール

文と写真:藤田りか子 穏やかな犬であれば、それほど気にならない問題なのだが、何かと反応しやすい犬(良きにつけ悪しきにつけ)、そして特にオス犬であれば…【続きを読む】

犬の恐怖行動を見極める飼い主トレーニングとその効果

文:尾形聡子 みなさんは犬のどこを見て恐怖を感じていると判断していますか? 尻尾を下げる、ハアハアとパンティングをする、耳を後ろに寝かせる、体…【続きを読む】

愛犬、必ずしも「人が大好き」である必要なし

文と写真:藤田りか子 人をみれば大喜び!私たちは愛犬たるもの、人好きでなくてはならない、と信じているのでは? みなさんの愛犬は知らない人に出会…【続きを読む】

犬学者とディンゴが担う犬の行動学の将来

文:アルシャー京子 プーヴォ(Puwo、Pudelwolf:プードルウルフの略)。プードルとオオカミのハイブリッド(雑種F1)、けっしてデザイナードッ…【続きを読む】

野犬出身の保護犬を考える

文と写真:藤田りか子 東欧の野犬の様子。この犬は街の広場に現れるものの、人が手をのばすとさっと立ち退いた。警戒心は強い。 私はすでに成犬となった野…【続きを読む】

ワーキング・ドッグは普通の家庭犬になりうるか?

文と写真:藤田りか子 軍用犬としてトレーニングを受けているマリノア 数年前にデンマークの軍用犬のトレーニング場を取材のために訪れたことがある。メスのマリノ…【続きを読む】

自由に生きるバリ島の犬が家庭犬になると、性格にどんな変化が起こるのか?

文:尾形聡子 インドネシアはバリ島に古くから自由に暮す犬、バリ犬。 東南アジアやインド、アフリカなどの町や村には人に飼われることなく自由気ままに…【続きを読む】

子犬は観察して学ぶ~犬からも、そして人からも(社会的学習)

文:尾形聡子 犬は同種の犬のみならず人の行動も観察し、そこから学ぶことのできる動物です。“先住犬の真似ばっかり!”とか、“私のことを真似している…【続きを読む】

未知との遭遇!そのとき子犬は人からの情報を手掛かりにするか?(社会的参照)

文:尾形聡子 たとえば散歩中。道の向こうから小さな子どもと母親が近づいてくることがあります。まだ犬という生き物をあまり理解していない幼児ならば、…【続きを読む】

犬が首をかしげながら人の話を聞くのはなぜ?

文:尾形聡子 人が考えごとをしているときのポーズというと、どんなものを思い浮かべますか? 腕を組んだり頬杖をつきながら、首をかしげている様子を想像…【続きを読む】

愛犬の写真、一日一枚撮り続けるプロジェクト!

文と写真:藤田りか子 愛犬家というのは実際どれぐらいの頻度で愛犬の写真を撮っているものなのだろう。私を含め犬関係の友人などは、ほとんど毎日のようにスマ…【続きを読む】

夫婦喧嘩はラブラドールですら食わぬ

文と写真:藤田りか子 カッレとの口論は今やクライマックスだ。と、それまで足元にいたラブラドール・レトリーバーのアシカがいないことに気がついた。そして…【続きを読む】