アニマル・ウェルフェア

欧米の動物保護法を「コピペする」だけではダメよ

文と写真:藤田りか子スウェーデンの狩猟倫理や動物保護法について話したりセミナーを開催することがある。多くの人はその法の厳しさに「素晴らしい」と諸手を挙げる…【続きを読む】

不安、孤独、肥満。退屈して怖がりで。理解されず、でも愛されている… が日本の家庭犬?

文:藤田りか子かれこれ10年前に遡るのだがイギリスの獣医慈善団体であるPDSAがイギリスにおける犬、猫、うさぎを対象としたペットのウェルフェア調査を行った…【続きを読む】

犬のメンタルヘルスと学習の関係 覚えておきたい4つのこと

文:藤田りか子犬のウェルネスは「食」「医」「住」のみならず。脳の健全性も確保されるべし。健康なメンタルはさらに愛犬の学習力向上にもつながるのをご存知だろう…【続きを読む】

世界的につづく短頭種人気、そしてやまない健康懸念

文:尾形聡子短頭種の持つ独特な容貌に惹かれる人が世界的に急増している昨今。しかしその一方で、短頭種が抱えやすい特有の病気があり、彼らの健康が脅かされている…【続きを読む】

殺処分0運動より「犬の散歩は最低1日2回」:ドイツの法案について思うこと

文:藤田りか子ドイツの森にて さる8月19日にドイツのメディアから「1日に最低2回、そして合計1時間は犬を散歩に出すべし」という規則が法律化されるというニ…【続きを読む】

録音マンの私が見たメディアにおける動物倫理の違い:日本vsオーストラリア

文:五十嵐廣幸photo:Warrnambool City Council 私はオーストラリアで映画やテレビドラマの撮影を生業にしている。毛むくじゃらのマ…【続きを読む】

ブリーダーチェック その2- 犬舎を訪問でブリーダーの質を知る

文:藤田りか子前回からの続き。どのようにブリーダーを見極めるべきかのコツをスウェーデンでの体験を元に綴った第2回目。日本では「ブリーダー」という響きは人に…【続きを読む】

犬曰く対談 -ペットの安楽死と日本の犬文化

安楽死の是非がマスメディアやSNSで盛んに討論されている。「生きる権利」vs「死ぬ権利」。そのきっかけとなったのは、2019年6月にNHKで放映された神経…【続きを読む】

ブリーダーチェックその1-良質vs劣質ブリーダーを見極める

文:藤田りか子子犬に罪はない。でもそれを生み出す人は慎重に選ぶ方がいい。 コロナで自粛生活を強いられ、在宅勤務によって家にいる時間が増えた。ならば今がチャ…【続きを読む】

飼い主の満足度調査、オス犬の去勢のその後

文:尾形聡子飼い犬の不妊化手術をすることがこれほどまでに「習慣」となってきたのはいったいいつ頃からでしょうか。実際に保護される犬が減っているのかどうかは別…【続きを読む】

セラビー犬は仕事で落ち着く?生理学的ストレス研究より

文:尾形聡子動物介在療法のひとつとして知られるドッグセラピーは、いまや世界中の医療現場、リハビリや介護の施設などにおいて取り入れられており、ここ日本でもそ…【続きを読む】

日本人は犬の「辛い表情」を理解できない?

文:藤田りか子先進国にしては弱いアニマル・ウェルフェア意識日本のアニマル・ウェルフェアが先進国にしては遅れをとっている、というのは多くの人の知るところだ。…【続きを読む】

犬は美しい自然の一部:スウェーデンの保護犬シェルターを訪れて

文と写真:金森万里子スウェーデンのドッグシェルターで見た、Heroという保護犬のストーリーが書かれたポスター(写真下)です。使われている写真に、少し驚きま…【続きを読む】

犬のトレーニングを「かわいそう」と思う人へ

文:藤田りか子「トレーニングしたらかわいそうよ。それにうちは特に問題を感じているわけじゃないし、わざわざトレーニングをする必要もないの」という人がいる。確…【続きを読む】

飼い主の自己満足に陥らないよう… 過剰な老犬介護について私が思うこと

文:五十嵐廣幸「一生懸命介護して偉かった」「がんばって長い間面倒みていた」寝たきりになった老犬を介護してきた飼い主を友人たちが褒めていた。こんな風に飼い主…【続きを読む】