尾形聡子

年老いていく犬たちとの暮らし

文と写真:尾形聡子目を閉じればすぐ、子犬だった頃のタロウとハナの姿が鮮明に脳裏に浮かんでくる。そんな2頭ももう13歳。年が明ければ間もなくタロウは14歳に…【続きを読む】

犬の飼い主に寄せる信頼と、子どもの親に寄せる信頼の類似性

文:尾形聡子これまでの研究で、子どもが養育者に対して抱く"安全なよりどころ"として感じるベースとなる愛着を、犬も同じように飼い主に対して持っていることが示…【続きを読む】

ストレス経験は犬を眠りに落ちやすくさせ、眠りの質も下げる

文:尾形聡子とても辛いことがあったり強いショックを受けたりした日には、なかなか寝つくことができないものです。やっとの思いで眠りにつけても、寝ては覚めてをく…【続きを読む】

犬は人の感情を嗅ぎとり、その感情に影響されている

文:尾形聡子たとえ表情や所作にあらわさずとも辛く悲しい気持ちでいるときに、愛犬が自分の気分を察知していると感じたことはありませんか?これまでに、犬は人の笑…【続きを読む】

犬は人の笑顔と怒り顔とを識別できている

文:尾形聡子自分が上機嫌なのか不機嫌なのか、自ら言葉を発さなくとも愛犬はいつもお見通しと感じたことはありませんか?犬と暮らす方ならば、犬は人の表情を見分け…【続きを読む】

動物の義肢装具士、島田旭緒さんインタビュー(2)

文と写真:尾形聡子 写真はラブラドールのミランちゃん。老齢による腰部と後肢の筋力低下から、やや歩行困難の状況。そのため、コルセットによって腰部を安定化させ…【続きを読む】

動物の義肢装具士、島田旭緒さんインタビュー(1)

文と写真:尾形聡子不慮の事故や病気により、身体の一部を失ったり機能障がいを負ったりすることは誰の身にも起こりうることです。そしてそれは人だけでなく、犬にも…【続きを読む】

脱ぽっちゃりは動きやすい今がチャンス!ダイエットで愛犬のQOLを向上させてみませんか?

文:尾形聡子人のみならず、犬でも肥満が増えている昨今。太りすぎによる関節への過度の負担、腎機能の変化、短頭種では呼吸が苦しくなるなど、肥満が引き金となりさ…【続きを読む】

犬は太りやすい動物?

文:尾形聡子理想的な体重をオーバーしている、つまり肥満の状態の犬はここ日本でも増えています。そして、犬も人と同様に、肥満が健康状態にさまざまな悪影響を及ぼ…【続きを読む】

ひとりで犬と暮らすということ

文と写真:尾形聡子こういう日常に居合わせられるよう、入院中はとにかく一刻も早く家に戻りたくて仕方なかった。今年、夏も本番になる直前。思いもかけず感染性の腸…【続きを読む】

短足と椎間板疾患に共通する遺伝的背景が明らかに

文:尾形聡子長年不動の人気を誇るダックスフント。彼らの姿に見慣れている私たちは、足が短い犬種がいることに何ら違和感を持たないかもしれません。しかしそれは、…【続きを読む】

犬への倫理、下町考

文と写真:尾形聡子藤田さんの「健康になるという理由だけで犬を飼うなかれ」を読んで大きく二つ感じたことがある。ひとつはそこに書かれていたことを地元の高齢者の…【続きを読む】

犬は人を孤独から救えるのか?

文:尾形聡子日々孤独を感じながらひとりで生活を送っている人は、この世の中に一体どのくらいいるのでしょうか。一人暮らしの寂しさから、中にはペットを飼育したい…【続きを読む】

犬の散歩を続ける秘訣は?

文:尾形聡子犬を飼ったら毎日散歩。たとえ犬と暮らしたことがなくても、多くの人々が犬の日常生活に散歩が必要なことは知っていると思います。しかし、病気や老化な…【続きを読む】

ふたつのホルモンのバランスが影響~犬の攻撃性と親和性

文:尾形聡子人の性格は半分が遺伝で決まると言われています。ホルモンや神経伝達物質、それらに関わる遺伝子のわずかな個体差(多型)が、個人の性格のある傾向に関…【続きを読む】