うちの犬、もしかしてハイパーアクティブ?

文と写真:アルシャー京子

レトリーバーが見せるレトリーブに対する情熱は犬種として望まれたものだが、それも度が過ぎるとちょっと別の疑いが沸いてくる。

「さっき外で運動してきたのにまた家の中で飛び回っている」「トレーニングのときによそ見が多く落ち着きがない」「体を固定されるのを嫌う」「興奮しやすくクルクル回る」

こんな愛犬の行動に手を焼き悩んでいる飼い主の声を聞くことがある。犬の無駄吠え・要求吠えに関わる要因についてまずは飼い主自身の行動や犬の生活を見直すことが大事だが、もうひとつ、ちょっと頭において欲しい話がある。

犬にもあるADHD

「ADHD」、正式名称を「注意欠陥・多動性障害Attention Defecit/Hyperactivity Disorder)」といい脳障害を原因とする集中力散漫や落ち着きのない過剰な動き(ハイパーアクティブ)が症状としてあらわれる疾患である。静かにしていることが非常に苦手な子供たちの行動障害として近年認知された疾患で、躾うんぬんの話ではなく脳の機能に関係する立派な病気として現在受け入れられている。

ここ数年、この ADHD が犬にも現れるということが徐々に分かりはじめいろんな研究が進んでいるのだ。

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