ガンドッグ・トレーニングを家庭犬の脳トレに:もっと後ろに送る!その1

文と写真と動画:藤田りか子

久々のガンドッグトレーニング。今回は昨年以来ずっとお休みしていた遠隔操作の巻。ガンドッグのみならず家庭犬への脳トレとしても是非取り入れていただきたい。

ひょっとしてゴルフに似てないか、ガンドッグ競技

レトリーバーのガンドッグ競技は、ゴルフとよく似ている。犬はゴルフボール、回収物はゴルフのホールに喩えられるだろう。ホールにボールが入るまでのショットは少なければ少ないほどいい。一発で入れたら万々歳のホールインワン!レトリーバーの競技も同様で、犬が回収物にたどりつくまでの遠隔指示が少なければ少ないほど評価は高くなる。エリアまでまっすぐに送り出してストップシグナル「ピーッ!」のホイッスルで止まらせ、そこで犬がさっと見つければ、ジャッジは大喜び。高得点をくれるはずだ。けれども、右!左!まっすぐ、いや、右!などと笛をピーピー鳴らさなければならない羽目に陥ると、点数はどんどん減ってゆく。いや、フィールドトライアルなら、ついにはラインから外されることもある。

ハンドリングを少なくするには、いかに犬を先読みするか、そして

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