文と写真と動画:藤田りか子
[Photo by Andy Rothwell]
今回で第3話を迎える。これまでストップシグナルのシリーズを読み続けて来たみなさん、どこまで練習は進んだかな?先日このブログシリーズを参考にストップシグナルを愛犬に教えたという犬曰くの読者の方が動画で送ってきてくださった。その犬はレトリーバーではなくなんと日本犬だったのだが、とても上手に行っていた。そして何よりも楽しそうだった。そう、ガンドッグ技能ではあるが、この遊びは犬種に関係なくできる。皆さんもその成果を動画にして犬曰く編集部に送ってくださいね。
ここではオビディエンス競技に見られるような「全速力で走り込みながら急ストップ!」という高度な技を完成させようとする意図はないのでご安心を。ガンドッグの競技でもそこまでエクストリームは求められていないのだ。大事なのは犬が出された合図に即座に反応してなんらかのアクションを取ろうとすること。ストップの号令後2、3歩進んで止まったとしても許容される。もちろんボーダーコリー風に瞬時のストップができるのなら、それに越したことはないけど…!
第2回目では犬と人との間の距離が比較的短い場合でのやり方を伝えた。さて、ご褒美をすぐに犬に与えることができない長距離ではどのように教えるべきなのか?たとえば50m先とか…??