犬研究最前線

嫌悪刺激を使うトレーニング方法が犬の気持ちにもたらす悪影響

文:尾形聡子ひと昔、ふた昔前までの日本でも、犬を叩いたり怒鳴ったりしてのしつけがもれなく一般的に行われていたものですが、歴史的に犬のトレーニングのはじまり…【続きを読む】

かゆみストレスも問題行動の原因となるのか?

文:尾形聡子アメリカでは85%、日本では86%もの犬たちに少なくともひとつ以上の問題行動がみられることが今年発表された研究により示されています。問題とされ…【続きを読む】

安楽死の決定、立ち会いは飼い主心理にどのように影響してくるか?

文:尾形聡子安楽死の選択は、飼い主にとって最も困難な決断のひとつです。そもそも愛犬との死別自体が強いストレスを受けるできごとであるのに、死の時期を自分が決…【続きを読む】

自称『責任ある犬の飼い主』、犬の飼い方は実にバラバラ

文:尾形聡子「責任ある犬の飼い主になりましょう」飼い主責任という言葉が広く使われるようになってから、このようなメッセージと共に犬や猫などの動物を飼育するに…【続きを読む】

人へのアイコンタクトの違いは個体差?それとも犬種差?

文:尾形聡子 動画:藤田りか子 チェコスロバキアン・ウルフドッグには、ジャーマン・シェパードの血が入っている。彼らはアイコンタクトが得意な犬種?それとも.…【続きを読む】

都市伝説?トイレの失敗は小型犬に多いってホント?

文:尾形聡子犬の問題とされる行動のひとつ、トイレの失敗。部屋で自由にさせているとあちこちで粗相してしまうからと常に狭いケージに犬を閉じ込めておいたり、一向…【続きを読む】

犬は哀しみを人に伝えるのが上手?ペットの飼い主は犬の「クゥ~ン」に敏感に反応

文:尾形聡子【photo by Found Animals Foundation】犬はさまざまな声色を使い分けて自分の感情や状態を表現できる社会性の高い動…【続きを読む】

愛犬にもっと楽観的になってほしい?ならばノーズワークを!

文:尾形聡子 写真:藤田りか子【Photo by Rikako Fujita】犬曰くファンの皆さんにはすでにお馴染みのドッグスポーツ、ノーズワーク。藤田り…【続きを読む】

愛犬は楽観的?それとも悲観的?思考傾向を知るための認知バイアステスト

文:尾形聡子もし犬が何事においても楽観的に捉えているのであれば、それだけで犬生楽しいものになると思いませんか?ただし犬は楽観的に事象を捉えられる生き物なの…【続きを読む】

犬は人と同じように目の錯覚に惑わされてる?

文:尾形聡子実際のものとは違うように見えたり聞こえたりすることを錯覚といいますが、それは脳が情報を誤って認識してしまうために起きる現象です。錯覚の中でも、…【続きを読む】

去勢済みのオスは肥満になりやすい!?デンマークの研究より犬の肥満のリスクファクターを探る

文:尾形聡子世界中を見わたしてみると、とりわけ先進国での犬の肥満率は高い状況が続いていて、ここ日本も例外ではありません。なぜ犬の肥満がよくないかは、人とま…【続きを読む】

犬曰く2周年記念 ベスト・オブ・ザ・ベスト記事の紹介 その5

【Photo by Shawn Yeager】2019年8月6日をもって犬曰くブログサイト開設2周年を迎えました!ここまで歩み続けられたのも皆さんがご愛読…【続きを読む】

愛は盲目?苦痛に盲目?短頭種をとりまく現実のパラドックス

文:尾形聡子短頭種の人気ぶりは日本のみならず、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなど世界各国でみられる状況です。中でもとりわけ人気なのが小型の短頭種。短…【続きを読む】

近親交配がもたらす危険とゴールデン・レトリーバーのコホート研究

文:尾形聡子近親交配、いわゆるインブリーディングと呼ばれている血縁が近いもの同士の交配により誕生する個体は、健康面でさまざまな異常を持って生まれてくる危険…【続きを読む】

ブルブルの科学

文:尾形聡子犬はひとたび全身が水で濡れれば、体をブルブルと揺り動かして水分を振り払おうとします。川遊びや雨に濡れたあと、シャンプーをしたなど、犬と一緒に暮…【続きを読む】