文と写真:藤田りか子
【Photo by Michael Drummond Pixabay 】
私は競技会フリークではない。しかし、トレーニングは大好きだ。それが大きな趣味でもある。トレーニングは何と言っても、犬とコミュニケーションを真面目にとらなければ成り立たないものだし、成り立ったときの快感が面白くてたまらない。それが楽しくてトレーニングにのめり込む。犬にとっても、人と協調ゲームをするのは、メンタルトレーニングとして、頭脳刺激として、とてもいいことだと思う。ただ日々 ボーっと暮らすだけでは、犬のような本来頭脳を忙しく動かしたい動物に望ましいQOL (生活の質)は与えられなくなる。
今、トレーニングを通して自分の飼っている犬について、あるいは犬種についての能力と見解について、おおいに悩んでいるところである。もしかして、やっぱりこの犬種には限りがあるのではないか?トレーニングだけではどうにもならないってことをいよいよ悟らなければならないのではないのか?