9.11米同時多発テロに従事した捜索救助犬たちのその後〜PTSDは見られたのか?

文:尾形聡子


[photo from wikimedia:member of the French Urban Search and Rescue Task Force works with his Alsation to uncover survivors at the site of the collapsed World Trade Center after the 9/11 attacks]

あれから19年。2001年に起きたアメリカ同時多発テロのあの惨劇を忘れられる人などいないでしょう。テレビに映し出されていた様子が現実のものとは到底思えなかったのを、今でも鮮明に覚えています。救助活動では多くの犬が活躍し、2016年には探索救助犬として活躍した犬の最後の1頭が亡くなったというニュースが流れたり、昨年には救助に従事した救助犬たちの特集記事も見かけたりしたものでした(以下の記事参照)。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/09/91118_1.php

人為的であれ自然的であれ、災害を受けた人はもちろん、被災者の救援に当たる人々にも、その経験がPTSD(心的外傷後ストレス障害)の発症につながりかねないことが知られています。では、そのような現場で人と一緒に仕事をする探索救助犬たちも同様にPTSDやストレスの影響を受けるものなのでしょうか。

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