文:藤田りか子

[Photo by Steve Bull]
犬側の要因でノーズワークで点数を取れない、というケースは大別すると次の二つに整理できると思うのだ。
- 犬がにおいを制限時間内に探し当てられなかった(ハイドの近くまで来ているのに、犬は素通りしてしまった)
- 犬が偽インディケーションを行ってしまった(ハイドの場所ではないところでアラートをした)
そして点数が取れないのは、もちろんハンドラー側の要因というのもあるが(犬を読み間違えた、犬を急かしすぎた、など)、これはまだ希望が持てるパターンだ。なんといっても、失敗を反省をしたり、己のハンドリングを磨けばいいだけの話。しかし、犬が犯したミスというのは、なんというか、ときに絶望や限界すら感じるのである。
「これだけ十分トレーニングしたのに!」
にもかかわらず犬が応えてくれない…なんてこともあるからだ。
いかに確実にターゲット臭を探し当てるか、は

