文:尾形聡子

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バブルの頃、大型犬の人気が高まり問題になったのが股関節形成不全という病気でした。症状が重ければ歩くのもままならなくなるため、当時は大型犬の飼い主の間ではかなり気にされていた病気だと記憶しています。その後人気が小型犬に移り、股関節形成不全の話はあまり耳にしなくなってきたものの、今度は小型犬に発症しやすい別の整形外科疾患の膝蓋骨脱臼(通称パテラ*)と呼ばれる病気が身近にみられるようになりました。皆さんはスキップするように歩いている犬の姿を目にしたことはないでしょうか?
*膝蓋骨脱臼のことを通称で「パテラ」と呼ぶことが増えていますが、パテラ(patella)は膝蓋骨そのものを指す言葉です
今回は日本の犬に膝蓋骨脱臼がどの程度発症している状況なのか、日本の犬を対象とした研究を紹介したいと思います。
冒頭に挙げた


