助かる命を助けるために〜サニーカミヤ氏「ペットの命を守る本: もしもに備える救急ガイド」出版!


サニーさん、愛犬ルナちゃんとパチリ。

「サニーさんのペット危機管理」での連載でおなじみ、危機管理のプロ、サニーカミヤさんがこの度「ペットの命を守る本: もしもに備える救急ガイド」を出版されました!祝!!

以下、サニーさんより出版に寄せてのコメントをいただきました。

このたび「ペットの命を守る本: もしもに備える救急ガイド」を緑書房から出版させていただきました。

テーマは「Life is One:命は一つ」

一般の飼い主の方から災害関係機関の方まで、目の前のペットの「助かる命を助けるために」知識とスキルを身につけていただけることを目的に執筆させていただきました。もちろん、ご自身のペットが救命処置が必要な状態にならないための健康&安全管理は必要ですが、突発的な事故などが発生した際にどうしたらいいのでしょう?
ペットセーバーの受講者の方が実際に遭遇したペットの救急事故における成功事例なども参考に、ペットの種類や大きさ、住環境や地域事例にも配慮した内容ですので、多くの方にお役立ていただけると思います。
ペットセーバー講習会でお伝えしている、具体的な救命救急法の手技や要領、ペットの防災全般や自然災害対策、動物福祉についてなど、ほぼすべてのことを千葉科学大学の獣医師 小沼 守先生のご監修の元、文章や写真でご紹介していますので、ご一読いただき、ご家庭の動物救命の手引きとして、ぬいぐるみなどで練習して、ご自身のペットに応じた具体的な準備をしていただきたいと思っています。また、大好きな、吉本ばななさんに素敵な帯のコメントいただきました。とてもうれしくて胸が熱くなりました。
「甘くかわいくごまかしてない分、ほんとうの意味で役立つ本。愛するペットがいる全ての人が、たとえ今は平和でも目を通し家に置いておくべきだと感じます。吉本ばなな、多くの命が助かることに願いを込めて」
この本の印税は動物愛護センターや動物保護活動団体、動物福祉団体等にすべて寄付させていただきます。
【目次】
第1章 ペットの救急法
 1 ペットの救急救助の現状
 2 ペットの救命法の基本
 3 ペットの救命法を実践する
 4 応急処置と日常での危険への対応第2章 災害時の救急対応
第2章 災害時の救急対応
 1 地震に備えてペットを守る
 2 水害に備えてペットを守る
 3 噴火に備えてペットを守る第3章 ペットとの同行・同伴避難
第3章 ペットとの同行・同伴避難
 1 避難の前に知っておきたいこと、備えておくべきこと
 2 ペットの避難用備蓄品について
第4章 動物の保護と介在活動
 1 海外の動物保護活動
 2 動物介在介入と動物介在医療

 

サニーさんのコメントにあります「ペットセーバー講習会」は全国各地で定期的に開催されています。講習会にご興味のある方は、こちらをクリックいただきペットセーバーのウェブサイトにてご確認ください(以下の画像をクリックしても同じページに飛びます)。

「助かる命を助けるために」は飼い主のペットに対するリスク管理と危機管理に対する姿勢が非常に大切です。愛犬の”もしも”に備え、”もしも”が起きてしまった場合にも事態をできるかぎり悪化しないようにするためにも、是非この機会に手にとってご覧いただければと思います。

◆サニー カミヤ氏
1962年福岡市生まれ。一般社団法人 日本国際動物救命救急協会代表理事。一般社団法人 日本防災教育訓練センター代表理事。元福岡市消防局でレスキュー隊、国際緊急援助隊、ニューヨーク州救急隊員。消防・防災・テロ等危機管理関係幅広いジャンルで数多くのコンサルティング、講演会、ワークショップなどを行っている。2016年5月に出版された『みんなで防災アクション』は、日本全国の学校図書館、児童図書館、大学図書館などで防災教育の教本として、授業などでも活用されている。また、危機管理とBCPの専門メディア、リスク対策.com では、『ペットライフセーバーズ:助かる命を助けるために』を好評連載中。
◆ペットセーバー(ホームページFacebook