文と写真と動画:藤田りか子
[Photo by smerikal]
犬にリードをつけてお散歩を、という社会的マナーが存在するのはスウェーデンでも日本と同じだ。しかしリードの散歩となるとせいぜい半径2mぐらいの自由しか犬に与えることができない。そこで通常のリードよりも長いリードを愛用する人は多い。私は散歩に行く時、10mのロングリードと普通の長さのリードの2種類を持ってゆく。人通りの多いところでは普通のリードを、人がほとんどいないような田舎道や河原沿いなどではロングリードを使う。
さて、そのロングリードについてである。スウェーデンの犬好きが参加するとあるFacebookグループである時、長いリードの中でも伸縮リードがいいかロングリードがいいか、という討論が行われていた。伸縮リードというのは巻き取り式で長さを自由自在に調節できるリード、フレキシブルリードとも呼ばれている。ブランドでは「フレキシ」が有名だ。ロングリードというのは、単なる長いリードのこと。5m〜15mぐらいの長さが一般的だ。