「犬曰く」について
このウェブサイトは犬を代弁すべく
「犬曰く」
なのです。そこには「可愛い」という人目線での見方だけではなく、犬という動物の本質について犬的にそして客観的に知っていただきたい、という思いが込められています。
なぜ、本質を知るべきなのか。一つには、その知識があれば犬とより良い共存が可能となるということ。これは犬の愛護や保護、ウェルフェアに強く関わってくる部分でもあります。もしかして犬は美味しい手作り料理をもらうだけでは「犬生」物足りないと思っているかもしれません。でも本質を知れば、物質面だけではなく犬のメンタル面での世界も私たちの見方として広がっていきます。メンタル面のウェルフェアというのは私たち、意外に見落としているものなのです。これは犬の世界に限らず人をケアする時にも言えることですけれど。
このウェブサイトのもう一つの意図は、犬という動物そのものへの興味を強く抱く、知的好奇心旺盛なあらゆる人たちにとって、その知識欲を満たせる情報を提供することです。運営している私たちは、実は生物学畑でそれなりの動物の科学的見方というものも磨いてきたツワモノです!人と進化して来た「犬」の生態学的ニッチという見方をもっと広めてゆきたいと思っているのです!!もちろんセオリーだけではなく、生身の犬との付き合い方も多く展開してゆきます。
犬が人の大脳を借りてもし何か言うとしたら、きっとこれだけのことを言うだろうな…。それをこのサイトで綴ってゆく。そういうわけでこのウェブサイト「犬曰く」。
運営者紹介
藤田りか子(ふじた りかこ)
ライター歴20年、スウェーデン在住。動物⽣態学専攻M.Sc(修⼠課程)
⽇本⼈ドッグライターの草分け的存在。豊富な知識と経験に基づいた力強い文章には定評があり、フォトグラファーとしても世界各国の犬たちの生き生きとした姿をカメラに収めてきている。代表著書に『最新世界の⽝種⼤図鑑』、北欧のドッグトレーナーとの共著多数
尾形聡子(おがた さとこ)
ライター歴10年、東京在住。応用動物科学専攻M.Sc(修⼠課程)
犬の世界的な科学研究最前線を追い続け、難しいと思われがちなサイエンスを一般の人々にも分かりやすい言葉で伝え続けている。代表著書に『よくわかる犬の遺伝学』
(2017年7月)